吉野大峯 世界遺産登録20周年記念トークイベント「吉野と文学」
『古事記』『日本書紀』の中に登場する吉野は万葉集ゆかりの地であり、『太平記』や能・歌舞伎の演目の舞台としても描かれています。
また松尾芭蕉、本居宣長、島崎藤村、谷崎潤一郎が吉野ゆかりの作品を残し、それら先人の足跡を追い多くの文学者がこの地を訪れています。
吉野はなぜこれほど多くの文学者に愛されたのか?彼らは何を求めて吉野に足を運んだのか?現代の第一線で活躍されている文学者と一緒に考えましょう。
翌日開催 ツアー「文芸評論家と歩く 谷崎潤一郎の『吉野葛』」
奈良・吉野が舞台の小説『吉野葛』は、谷崎潤一郎の中期の名作で、主人公の友人が亡き母の面影を追い求め、母親の故郷である吉野を旅する物語です。
上市・菜摘・国栖の描写や、『義経千本桜』『妹背山婦女庭訓』、後南朝の歴史を織り込んだこの小説は、吉野を知るためのガイドブックにもなっています。
このツアーでは『吉野葛』ゆかりの地を文芸評論家の安藤礼二氏とともにめぐり、小説の魅力を再発見します。
- 開催日時|2024年9月8日(日)10:00~16:00頃
- 参加費|14,800円(バス・昼食・ガイド込み)
- 集合|10:00 近鉄大和上市駅
- 定員|30名(最低催行人数15名、定員になり次第終了)
- ※2024年7月1日 10:00より予約受付開始
- コース
- 大和上市駅…上市の町並み…妹背山(遠景)…菜摘の里・大谷家=国栖の里・福西和紙本舗=柏木・朝日館〈昼食〉=入之波=大和上市駅