〈橿原市〉読売さわやか野球教室を開催

巨人軍OBの緒方耕一さん、岡島秀樹さんが児童150人を指導

3月10日、橿原市運動公園野球場で「読売さわやか野球教室」(主催 奈良県三重県読売会、協賛 読売新聞大阪本社、協力 読売巨人軍)が行われました。読売ジャイアンツOBの緒方耕一さん、岡島秀樹さんを講師に迎え橿原市内の少年野球チームから13チーム、約150人が参加しました。

野球教室はウォーミングアップでの歩く時、走る時の体の動かし方のレクチャーから始まり、現役時代に2度、盗塁王に輝いた緒方講師からのベースの踏み方やリードの取り方など、走塁練習が行われました。その後、ピッチャーと野手に分かれて指導が行われました。

ピッチング指導は現役時代、メジャーリーグのボストン・レッドソックスで中継ぎとして活躍した岡島講師。「立った時に股関節に力を貯めると安定性がつく、軸足に体重を乗せて前に行く時に手を上げて」と投球フォームの基本の説明があり、一人ひとりのピッチングを確認し個別指導が行われました。

また、緒方講師は「ボールは生卵と思って丁寧にキャッチして。グローブを立てる時は、手を伸ばして力を抜くと柔らかくなり落としにくくなる」と捕球のコツを伝授し実践練習が行われました。最後はバッティングスイングの指導が行われました。
閉会式では緒方さんから「今日伝えたことは全て基本です。一つでも多く覚えて帰ってノートに書き残してください。野球ができることの感謝の気持ちを忘れずに続けてください。必ずうまくなると思いますよ」と子どもたちにエールが送られました。参加した耳成南ウインズの松井雄大君(5年生)は「岡島さんにピッチングの軸足の大事さをすごく丁寧に教えてもらいました。試合や実践で試していきたいです」と嬉しそうに話してくれました。
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