「夏休みファミリー新聞教室in奈良」開催しました 2023.8.2 hiromoto 8月1日、奈良国立博物館で「夏休みファミリー新聞教室in奈良」(主催 奈良県三重県読売会)が行われ、小学生の親子4組、9人が参加しました。小学生親子が記者となり、奈良国立博物館のなら仏像館を見学・取材して、子どもたちが発見したことを原稿用紙にイラストや記事を書き、はがきサイズの新聞を作りました。 当日は奈良国立博物館の翁みほり研究員から、なら仏像館と展示されている仏像の4つのグループ(如来、菩薩、明王、天)について教わってから同館へ。途中、地下回廊の教育普及スペース「ちえひろば」で『仏像&ならはくミニクイズ』に挑戦し、木彫仏の制作過程や仏像の手の形の展示をヒントにクイズに取り組みました。 いよいよ取材本番。国宝や重要文化財を含む約100体の仏像が展示される「なら仏像館」を、行ったり来たりしながらメモを取り、ボランティアガイドの人から話を聞き取材を進めました。中央ホールでは特別公開されている5mに及ぶ巨大な金峯山寺の金剛力士像が子どもたちを迎えてくれました。 取材後、挽地一代先生から新聞の作り方を教えてもらい、いよいよ新聞作りです。原稿用紙に枠線を引き、新聞の題字や見出しを考え、記事とイラストを原稿用紙にレイアウトしました。生駒市から参加した小学6年生の林 優那さん(11歳)は、“天”の仏像についての新聞を制作。新聞作りを終えて「天にしかない服の特徴がおもしろいと思って新聞を作りました。見たり聞いたりしたことをまとめるのが楽しかったです。イラストが目立つようにがんばりました」と笑顔で新聞を見せてくれました。