10月-October-秋のテーブルコーディネート 美しいおもてなし 2023.9.29 みょ 美しいおもてなし 10月-Ougust- 雑誌に載っている美しいテーブルコーディネート、憧れますね。 見た目が美しく簡単に出来るしつらえを、テーブルコーディネーターの廣江佳子先生(クッキングアトリエ主宰)にご紹介していただきます。少し手を加えるだけで、すてきな食卓に早変わり。演出と料理のおもてなしを楽しんで学びましょう! 野外が気持ちよい秋に 天高く馬肥ゆる秋、スポーツの秋、収穫の秋、紅葉の秋、澄み渡る秋の一日に野外での食事はことのほか楽しくおいしいものですね。重箱や保存容器に詰めて外での食事でおもてなしを楽しんでみませんか? 食後のお茶はいつものコーヒーや紅茶から野点の抹茶に替えてみるのもおいしく楽しさも倍増し、印象深いものとなることでしょう。 今回のテーブルのテーマは「野外(屋外)で秋を楽しむ」です。持ち運びしやすいように料理は重箱に詰め、器は小ぶりの物を使いました。お気に入りの色とりどりの小皿を並べてみるのも楽しいですね。 10月のおもてなしメニュー 《各4人分》 ◆白身魚の梅ダレ焼き ❶白身魚4切れは塩少々を振り、薄く小麦粉をつけ少量の油で揚げ焼きにする。 ❷上に梅肉、酒、みりん各大さじ1を合わせたものをのせる。 ◆秋色サラダ ❶パプリカ赤、黄各1/2個は種を取り5cm長さの1cm幅に切る。キュウリ、ナス各1本はヘタを取り5cm長さの1cm幅に切る。 ❷昆布甘酢(酢、砂糖各カップ1、塩20g、昆布5cm角1枚を合わせたもの)カップ1/2と塩少々を合わせた中に漬け、しばらくおく。 ◆秋の炊き込みご飯 ❶米2合は洗い炊飯器に入れ30分程浸しておき、和風だしの素小さじ1としょうゆ、酒、みりん各大さじ1、塩小さじ1/2を入れ、炊飯器の2合の分量になるまで水を入れてよく混ぜる。 ❷食べやすい大きさに切ったマイタケ1株、ささがきにしたゴボウ30g、千切りにしたニンジン30g、細切りにした油揚げ1枚を入れて炊き上げる。 ❸器に盛ってから、型抜きしてさっと素揚げしたニンジン、サツマイモと、さっとゆでて千切りにしたサヤインゲンを飾る。 ◆牛肉とキャベツの巻物 ❶牛薄切り肉4枚は半分に、キャベツ2枚は芯を取り半分に切る。 ❷薄く油を引いたフライパンで肉をさっと焼き、オイスターソース大さじ2と砂糖小さじ1を絡めて火を止め、肉とキャベツを重ねて巻き、食べやすい大きさに切る。 ◆かぼちゃのいとこ煮 ❶かぼちゃ500gは種とワタを取り、食べやすい大きさに切る。 ❷面取りし、鍋に並べて砂糖大さじ2、水300ccを入れて10分程煮、竹串がすっと通るようになったらゆで小豆200gとしょうゆ大さじ1を入れ5分程煮る。 ◆薄皮饅頭 ❶餡160gは8個に分けて丸め、薄力粉50g、砂糖25g、重曹小さじ1/3を合わせた上を転がす。 ❷網杓子にのせて水の中をさっとくぐらせ、再度、粉類の上を転がし、網杓子にのせて水の中をくぐらせ、もう一度粉類の上を転がす。 ❸下に5cm角のクッキングシートを敷き霧吹きで水をかけ、蒸気の上がった蒸し器で5〜6分蒸す。 Profile 廣江 佳子 Yoshiko Hiroe クッキングアトリエ主宰 2005年OAP帝国ホテル賞 2006年、2007年家庭画報優秀賞 2009年東京ドーム東京都知事賞、優秀賞 クッキングアトリエ教室案内 テーブルと料理と部屋の設えは月ごとに変わり、季節の行事は1か月先取りします。アフタヌーンティーは春夏秋冬の季節で4〜5回変わります。 ●一般料理の日 3,000円 ●コーディネートのレッスンも兼ねる日 4,000円 ●おもてなし料理 5,000円 ●季節のアフタヌーンティー グループ(3〜4人) 12,000円 【日程】月曜〜日曜 開催/2か月先までのご予約で、開催人数は3人以上 教室準備風景 奈良市学園前 近鉄富雄駅から徒歩10分HP http://www1.kcn.ne.jp/~hiroe-r/ ★手話でのレッスンも可 古い器とコラボしたティーのテーブル 奈良には古い器もたくさん残っています。 それらを生かしながら新しい器をコラボして使い、季節を表すテーブル作りを得意とします。