2月-February-節分のおもてなし 美しいおもてなし 2023.1.18 みょ 美しいおもてなし 2月-February- 雑誌に載っている美しいテーブルコーディネート、憧れますね。 見た目が美しく簡単に出来るしつらえを、テーブルコーディネーターの廣江佳子先生(クッキングアトリエ主宰)にご紹介していただきます。少し手を加えるだけで、すてきな食卓に早変わり。演出と料理のおもてなしを楽しんで学びましょう! 節分に 季節を分ける節分は、立春、立夏、立秋、立冬の前日で、年に4回ありますが、現代では立春の前日だけを指すことが多いです。平安時代の宮中行事で、新年を迎えるにあたり邪気を追い払い、無病息災を願う追儺会(おにやらい)が、いつしか豆をまいて鬼を追い払う節分の行事に定着したようです。 今回のテーブルは一年で一番邪気の入りやすい季節の変わり目を赤と黒の強い色調で邪気を追い出し、元気で過ごせるようにとの願いを込めました。 2月のおもてなしメニュー 《各4人分》 (右上から時計回り) 里芋のペッパーソース、太ネギの酢味噌、 焼き豚、(大皿)ネギのピラフ イワシのピカタのせ、 (左上)煎り大豆、ピーナッツ、アーモンド、レーズンの砂糖衣 ◆ネギのピラフ、イワシのピカタのせ ①イワシ(大)4匹を3枚におろし、醤油、みりん、酒各大さじ2の中に10分ほど浸ける。②水気を切って小麦粉を薄くつけ、卵2個分の溶き卵にくぐらせる。③油を熱したフライパンで両面を焼き、もう一度溶き卵にくぐらせ色よく焼いて、柚子コショウ(青唐辛子のみじん切りと青柚子の皮のすりおろしたものに20%の塩を加えたもの)を散らす。④青ネギ(4〜6本)を小口切りにしてフライパンに大さじ2のゴマ油を熱した中に入れて炒める。⑤鶏ガラスープの素小さじ2を入れ、ご飯(丼4杯分)を入れて混ぜ、器に入れ、焼き上がったイワシのピカタをのせ、ブロッコリーの芽とサッとゆでた人参、型抜きしたかまぼこを飾る。 ◆里芋のペッパーソース ①里芋2個(150g)を皮ごとよく洗い、500wの電子レンジで3分加熱して皮をむき、輪切りにする。②オリーブ油を温めたフライパンで両面を焼き、粗挽きコショウと塩を振る。 ◆太ネギの酢味噌 ①太ネギ(深谷ネギ)2本、白い所を4cm長さで8本切りにする。②しんなりするまで焼き、上に味噌大さじ1、梅サワー大さじ1/2を合わせたものをかけ、けしの実を振る。 ◆焼き豚 ①豚肩塊肉(200g)をフォークで穴をあけ、ポリ袋に入れ、砂糖、醤油各50cc、酒、オイスターソース、ゴマ油各大さじ1を入れてよくもみ、冷蔵庫に半日から一晩置く。②油を引いたフライパンに汁気を切って入れ、しっかりと焦げ色がつくまで(約5分)焼き、蓋をして15分ほど置いておく。③フライパンをきれいに拭き、再度つけ汁と共に入れ、味を絡め、蓋をして火を止め冷めるまで置き、食べやすい大きさに切る。 ◆煎り大豆、ピーナッツ、アーモンド、レーズンの砂糖衣 ①フライパンに砂糖大さじ3と水小さじ2を入れて火にかけ、泡が出てきたら煎り大豆、ピーナッツ、アーモンド各20g、レーズン大さじ2を入れて絡め、卵パックにクッキングシートを敷き丸くなるように置く。②残りのフライパンに砂糖大さじ2と水小さじ1を入れて煮立て、上からかける。 Profile 廣江 佳子 Yoshiko Hiroe クッキングアトリエ主宰 2005年OAP帝国ホテル賞 2006年、2007年家庭画報優秀賞 2009年東京ドーム東京都知事賞、優秀賞 クッキングアトリエ 奈良市学園前 近鉄富雄駅から徒歩10分TEL 0742-51-1742Mail hiroe-r@kcn.ne.jpHP http://www1.kcn.ne.jp/~hiroe-r/ 【教 室】 男女合わせて少人数制 3,000円〜(材料費込) 月〜日曜 午前・午後開催