メディカル最前線vol.30 西の京病院 総合健診センター(人間ドッグ) メディカル最前線 2020.9.25 みょ 長寿社会をいきいき・はつらつと! ロケーション良好な専用フロアで人間ドック 人生100年時代、健康寿命を延ばすためには未病が第一。日本人の死亡率第一位のがんをはじめ、脳卒中、心臓病、高血圧症、糖尿病など、いわゆる生活習慣病は、定期的に健診を受けて症状が出る前の予防が大切なのは周知の通り。 今春、総合健診センターを設け、苦痛のない内視鏡検査を含めた人間ドックで〝未病&元気をサポート〟する西の京病院の理事長・松本善孝先生に話を伺った。 総合健診センター内のドック専用フロア/一直線のワンフロアで効率 よく検査が進められる 10年の補修工事を終えて今春落慶された薬師寺東塔 を望みながら、広々空間でリラックスして検査待機 人間ドックの目的と効用 「人間ドック」は、船舶が長い航行の後で陸揚げして隅々まで点検・修理したことに由来し、人の場合は、職場や家庭で疲弊した心身を、〝休養しながら総点検しましょう〟というもの。自覚症状のない異常や病気の早期発見で、検査結果を基に生活習慣を改善、あるいは治療をして、より良い健康状態を目指すためのものだ。 人間ドックは通常の健診に比べ、より検査項目が多く、様々な角度から総合的に体の異常を調べることができる。たとえ、異常があったとしても早期であるほど治療効果が上がる確率は高く、医療費も抑えられる。 西の京病院の人間ドック 【特長1】今春から病院に隣接のプラザ(総合健診センター)2階に移設、専用フロアで受診可能。コロナ対策として安心! 【特長2】世界遺産・薬師寺の東塔を望み、春には桜の大樹が心和ませるロケーション抜群の広々待合室から一直線上に各検査室が並び、効率よい動線で検査が進められる。 【特長3】コースは一本化されたシンプルなもの。オプションで希望する各種検査が可能。 【特長4】苦痛がほとんどない鎮静下内視鏡による胃の検査。胃カメラは苦痛だ! と言って受け ない人がいるが、検査を受けなけれ ば病気は見つからない! 目指すのは、 満足度が高い人間ドック 個人の病気の不安解消に向けた受診者が受けたい健診・検査プラン(デマンド)&医師が受診者にとって必要と思う検査(ニーズ)のドックを目指し、健康の保持増進を図る。 要は病気にならないようにするのが目標です。誰にも共通して大切な検査項目に、個々人によって必要性の高い検査を毎年組み入れていけば、トータルな検査ができることになります。 松本 善孝 医師 ドクターの受診者様に寄り添った優しくも真摯な助言が信頼感に繋がっているのだと思います。人間ドック担当の 浅原 夕香 さん ■問い合わせ/患者支援センター TEL.0742-35-2219■取材協力/医療法人康仁会 西の京病院 TEL.0742-35-1122(メディカルプラザ薬師西の京事務局)奈良市六条町102-1https://www.nishinokyo.or.jp/ *yomiっこ2020年10月号に掲載の情報です