〈生駒市〉松本一郎さんが、柔術ワールドマスターで渡米。世界王者を目指す! 2023.8.22 にっしー 8月31日からアメリカのラスベガスで開催 世界最大級の柔術大会「ワールドマスター」に出場 生駒市在住の柔術家である松本一郎さんが8月31日から3日間、アメリカのラスベガスで開催される、ブラジリアン柔術の世界大会「ワールドマスター」に出場する。 松本さんは、柔道整復師として近鉄萩の台駅前で整骨院を経営する傍ら、ブラジリアン柔術のアスリートとして10年以上活動。「平城京のスピンマスター(寝技のスペシャリスト)」の異名をもつなど、関西はもとより国内の大会で活躍している。今年2月に行われた「第17回全日本マスター柔術選手権」では、マスター3黒帯ルースター級の部で優勝を果たし、5年ぶりに世界へ挑む。 「前回出場の2018年は、ベスト8止まり。敗因は世界トップアカデミーの選手が相手で、ひるんでしまったこと。試合に臨む心身の準備、マインド作りが足りなかった。この反省を生かしてコロナ禍以降は、勝ち方を意識した実践トレーニングを積んできました」と松本さん。 今回、ワールドマスターでの黒帯優勝を果たせば、県内はもとより関西でも初の快挙となる。それだけに練習にも力が入る。「自分のやってきたことを信じ、試合で証明するだけ。必ず世界一になって帰ってきたい」と同氏。地元奈良から前人未踏の記録へ挑戦する松本さんにエールを送ろう! 松本一郎さんの今後の目標 「奈良県は、スポーツテスト(体力・運動能力調査)の順位が全国でも低い県です。柔術のチャンピオンとして、体を動かす専門家として、県内や市内の学校等で子どもたちに運動能力を上げるお手伝いをしていきたい。“体を動かす喜び”を生涯持ち続けられる人を、一人でも増やしたいですね」 過去、市内の小学校やスポーツチームで運動指導も行っている