奈良市と大和郡山市の境、イオンモール大和郡山に隣接する大和ハウス工業奈良工場。広さ約14万3千㎡で、甲子園球場が３個入る大きさだという。この広大な工場でいったいどんなものが作られているのかを知るために、奈良工場にお邪魔した。
大和ハウス工業は1955年に創業。奈良工場は日本初のプレハブ住宅量産専門工場として1965年に建てられ、今は全国９か所の生産工場の一つとして、近畿地区の全住宅や店舗、ホテルなど大型施設の生産を一手に引き受けている。
広さ14万2900㎡の中に４つの工場があり、協力会社10社の社員を含めて総勢500人が働いている。
第１工場：戸建住宅・集合住宅の外壁パネルライン。木工パネルの生産ライン。
第２工場 戸建住宅・集合住宅の鉄骨部材の生産ライン。電着塗装ライン。
第３工場 店舗や大型倉庫など一般建築物の鉄骨部材の生産ライン。
第４工場 現送品集積・工場デポ。
第２工場 戸建住宅・集合住宅の鉄骨部材の生産ライン。電着塗装ライン。
第３工場 店舗や大型倉庫など一般建築物の鉄骨部材の生産ライン。
第４工場 現送品集積・工場デポ。
邸別生産に合わせ材料を生産ラインサイドに用意し、機械と人が効率的に組み上げています。また、ライン内で品質検査を行うことにより、高品質な部材を生産しています。購入を検討されるお客様には工場見学をしていただき、品質を確かめていただくことも可能です。
大和ハウス工業株式会社奈良工場／工場長 西本武志さん
完全邸別生産に驚き！
奈良工場で仕上げるのは戸建住宅・集合住宅合わせて１日５棟。部材には○○様邸というシールが貼られ、それぞれの家を皆で作っていく。
ロボットと人の融合に驚き！
単純作業や品質点検などはロボットが行うが、溶接の細かい仕上げや断熱材を平均に入れ込む作業などは必ず人が行う。中腰作業はアシスト機器で補助して負担軽減。
工場内の快適システムに驚き！
工場内は、屋根を一段高くした越屋根を設置して、自然採光と自然換気を実施している。
地域貢献に力を入れる大和ハウス工業
ものづくり体験教室
奈良市教育センターが主催のものづくり体験教室に例年７・８月に講師として参加しています。
月1度の清掃活動
工場の周辺を毎月1回、社員総出で清掃しています。
地域の祭りへの参加
燈花会や平城京天平祭への積極的参加。
地域の環境への貢献
川上村の清掃活動や吉野さくらプロジェクトを支援しています。
