飛鳥の歴史に触れる特別なイベント
同イベントでは、飛鳥時代から現代までの風景の変遷や、人々の生活と水の関わりを古地図やさまざまな資料を通じて学べます。
特に、地域の景観や歴史的な変化を追体験できるのが大きな魅力。
飛鳥の自然環境と人々の暮らしがどのように織りなされてきたのかを視覚的に理解できる内容で、歴史に興味がある方はもちろん、自然や地理に関心のある方にもおすすめです。
また、飛鳥の風景がどのように現在の姿に至ったのかを知ることで、私たちがこれから向き合う環境や地域の未来にも思いを馳せることができます。
秋のひと時、飛鳥の風景と歴史に触れながら、日常から少し離れたタイムトリップを楽しんでみては?
日時:2024年10月4日(金)~12月1日(日)※月曜休館(祝日の場合は翌平日)
◆ 11月3日(日)は無料入館日
場所:飛鳥資料館 特別展示室
時間:9:00〜16:30(入館は16:00まで)
主催:奈良文化財研究所 飛鳥資料館
後援:文化庁、近畿日本鉄道株式会社
料金:一般350円/大学生200円
※高校生及び18歳未満、70歳以上は無料(年齢のわかるものが必要)
●主な展示品
飛鳥寺西門地区出土土管(飛鳥時代)
飛鳥地域の水争いに関係する古地図・古文書類(江戸・明治時代)
重要文化財 北浦定政関係資料(江戸時代)
大官大寺礎石配置図(明治時代)
飛鳥地域の水田耕作に関わる民具類(現代)
●関連講演会「飛鳥のみかた」(事前申込不要 )
第1回 10月12日(土)「田んぼの見方―明日香村の灌漑システムを読み解く」
講師 惠谷浩子(奈良文化財研究所文化遺産部景観研究室長)
第2回 11月2日(土)「古地図の見方―江戸・明治の飛鳥の風景を読み解く」
講師 竹内祥一朗(奈良文化財研究所飛鳥資料館学芸室研究員)
会場:飛鳥資料館 講堂
時間:両日とも13:00 開場、13:30 開演、14:30頃 終了
※参加には観覧料が必要です。
●ギャラリートーク (事前申込不要 )
10月10日(木)14:00から
11月21日(木)14:00から
会場:特別展示室
●ウォークイベント 奈文研研究員と歩く飛鳥「水と暮らしの風景をたどる」(事前申込制)
開催日時:11月9日(土)13:00~15:00
見学ルート:
飛鳥資料館特別展示室(展示解説)→狂心渠(たぶれごころのみぞ)推定地→大官大寺跡→小山集落→法然寺→木之本集落→下八釣集落→藤原宮跡資料室
案内人:竹内祥一朗(奈良文化財研究所飛鳥資料館学芸室研究員)
定員:20名
※参加には観覧料と事前の申し込みが必要。申込み方法などの詳細はこちら
●同時開催「文化的景観20年記念パネル展」
会場:飛鳥資料館1F ロビー
主催:奈良文化財研究所 飛鳥資料館・文化庁