能登へ届け!仏への祈り 2024.8.8 BOSS 毎月1日、奈良密教青年会で托鉢行実施 奈良の真言系の寺院の青年らで作る「奈良密教青年会」が、今年2月から毎月1日13時~16時に、近鉄奈良駅の行基菩薩像前で、能登半島地震への被災地支援のために托鉢行を行い、義援金を募っている。 同会では、阪神淡路大震災時には現地で復興ボランティアを、東日本大震災時と令和元年の東日本台風時には、義援托鉢を実施、他にも地震や水害などの災害が起こるたびに托鉢行を行い、義援金を募って被災地に届けてきた。 毎月継続して行うのは今回が初めて。2月から11月までの10か月間やりきろうと決め、約40人の会員が、毎月スケジュールをやりくりしながらひと月に7~8人参加。看板に日本語だけでなく、英語や中国語でも表記しているせいか、外国人の寄付も多いという。 杉藤良範会長は「この6月に輪島市に有志で炊き出しに行きましたが、町はまだ無残な状態で、ほとんど手つかずに見えました。復興はまだまだ先のようで、皆さんに忘れられないためにも我々が続けていくことの意義を感じております」とコメント。義援金はまとめて12月に輪島市に届ける予定だ。