〈奈良市〉4年ぶり「柳生さくら祭」が盛大に開催。9日は甲冑団の火縄銃発砲あり(4/8~9) 2023.4.8 にっしー 歌あり、踊りあり、笑いありのステージ。おいしいグルメもたくさんあるよ。 柳生の里に集まれ♪ 笑顔と感動の祭典が戻ってきました! 4月8日、奈良市東部の柳生地区にある旧柳生藩陣屋跡(奈良市柳生町339)で、「第15回剣聖の里 柳生さくら祭」の初日が盛大に行われました。新型コロナの影響で、4年ぶりの開催となりました(9日も開催)。 野外ステージでは、剣聖の里らしく、柳生石舟斎宗厳が創始した剣術「柳生新陰流」の奈良と諏訪の2団体による演武や、誕生間もない牛若丸(源義経)のお世話をした長谷川金右衛門が始めた「長谷川流棒術」が披露されました。 そうかと思えば、しいたけの帽子を被った「しいたけ組合」による愉快なダンスや、どじょうすくい『安来節』。忍者とのチャンバラ体験、フラダンス、しっとりフォークソング、情熱的な三味線、創作楽器による前衛的な電子音の世界などなど…。古今東西めくるめくパフォーマンスが繰り広げられました。また田原地区に伝わる『餅つき音頭』の最中には、突如あられが降り出すハプニングも!? ステージ後方の「きづな市」では、屋台が立ち並び、豚汁やたこ焼き、オムそば、お弁当、地元の野菜や雑貨などを販売。おいしい料理にお腹も大満足です。 最後は、恒例となっているキダ・タロー氏制作の『柳生音頭』をステージ上で踊り、初日を締めくくりました。 近所に暮らす岩下さんは「子どもたちも思い入れのあるお祭りなので喜んでいます。地域の皆さんと顔を合わせることができる貴重な機会ですね」と4年ぶりの開催について語ってくれました。 「今年はほとんど葉桜になってしまったのが残念ですが、これも自然が相手なので仕方ないです。それよりも、こうして皆さんと再び集い、絆を深める祭りを無事開催できてうれしい。明日はもっと盛り上げていきますよ。お時間あればぜひお越しください!」と柳生観光協会の三浦孝造会長。 「長谷川流棒術」の皆さんと三浦会長 柳生観光協会PRサポーターのコスプレイヤー「柳生狐(りゅうこ)」さんにも会えます! 9日は、TV番組「開運なんでも鑑定団」でおなじみ、澤田平先生が率いる十数名の甲冑団「大阪城鉄砲隊」による火縄銃発砲があります。聞いたこともない爆音が、柳生の里に轟きますよ。お昼12時から。お見逃しなく! <2日目 イベント情報>日時:4月9日(日)10時〜16時場所:奈良市柳生町339 旧柳生藩陣屋跡駐車場:あり<問い合わせ>柳生観光協会 0742-94-0002 柳生さくら祭ホームページ