2023.7.26 やーさん 真夏の若草山をトレッキング! 草いきれの若草山を制覇し、夏の日差しを潔く浴びながら奈良盆地を見晴るかし、春日山原始林の緑蔭道で森林浴ウォークと滝パワーでエネルギーチャージ。修復工事前の興福寺五重塔を目に焼き付けよう!※7月から約1年がかりで素屋根工事 【春日山原始林】 市街地に隣接する原始林は珍しく、国の天然記念物、ユネスコ世界文化遺産 ルートをPDFで見る 【歩行距離:約13km】 【目次】 ❶ 若草山 北ゲート ❷ 若草山 山頂 ❸ 鶯塚古墳 ❹ 鶯の滝 ❺ 茶亭ゆうすい ❻ 猿沢池南畔 ❼ 蔵元 豊祝 近鉄奈良駅 ↓(バス) 春日大社本殿前 ❶ 若草山 北ゲート 若草山焼き行事でも有名。3つの笠を重ねたような姿から「三笠山」とも呼ばれる標高342mの低山で、気軽にハイキングが楽しめる。春から夏にかけて新緑が美しく、海外からの観光客の入山が多いとか。鹿も散歩してるよ! 若草山 住所: MAP TEL: 0742-22-0375(奈良公園事務所) 開山時間: 9:00~17:00 入山料: 150円 ❷ 若草山 山頂 山頂からは奈良盆地を一望。生駒の山々から葛城山、金剛山へと続く山並み、南は吉野の山々とその手前にボコポコッと耳成山や畝傍山なども遠望できる。夜は「新日本三大夜景」に選ばれた180度のパノラマ夜景が楽しめる♪ 中国から来た仲良しカップル 山弁当はやっぱりおにぎり。甘いおやつや飲み物も必須! ❸ 鶯塚古墳(うぐいすづかこふん) 長さ約107mの前方後円墳。山頂にある古墳は珍しく、位の高い人が埋葬されていると考えられるが、被葬者は不明とのこと。残念ながら立ち入り禁止! ここで下るなら山頂から 南ゲートまでは約50分 道中スポット 出逢いの三叉路 十八丁休憩舎 花山の背地蔵 ❹ 鶯の滝(うぐいすのたき) 佐保川の源流部となる滝で落差約10m。春日山原始林回遊の中間地点にあり緑の木々に包まれている。平安時代には西行法師も訪れたといわれ、江戸時代には名所として知られた滝らしい。小さな滝ながら水しぶきに勢いがあり、マイナスイオンたっぷり♪ 落差約10メートル。「やまとの水100選」、佐保川の源流 道中スポット 歓喜天 中水谷休憩舎 月日亭休憩舎 ❺ 茶亭ゆうすい 奈良の郷土料理「茶めし」と季節野菜料理を組み込んだ『奈良の恵ごはん』、練りたてのわらび餅が人気。『そうめんセット』1,430円は卵や肉、魚は使わず、ダシは鰹と昆布で取ったやさしい味。 『ゆうすいのつくりたてわらびもち(本わらび粉使用)』660円 オーダー後に練ってくれるわらび餅は、ぬくぬくからひんやりまで味変が楽しめる♪ 『そうめんセット』1,430円 茶亭ゆうすい 住所: 奈良市春日野町158-1MAP TEL: 0742-22-4744 営業時間: 11:30〜16:30(LO16:00) 定休日: 木・金曜(祝日や行事開催日は営業) 駐車場: 近隣に有料Pあり 「茶亭ゆうすい」の詳細情報を見る ❻猿沢池南畔 古都奈良のランドマークの一つでもある興福寺五重塔は、120年ぶりの修復工事にかかっており、7月から約1年かけての素屋根工事が終われば10年近くはお目にかかれないかと、その姿を猿沢池からパチリ。 猿沢池の七不思議『澄まず濁らず、出ず入らず、蛙はわかず藻は生えず、魚が七分に水三分』 この姿を目に焼き付けておく… (2023年7月から約素屋根工事) ❻立ち呑み処「蔵元 豊祝」奈良店 豊祝セット550円(330円以下の日本酒or熱燗(純米酒奉祝or貴仙寿辛口)or生ビール(中)orハイボールとおつまみ3種盛り) 『特別純米山田錦無濾過原酒火入れ』90ml 370円 奈良の名蔵元・豊澤酒造の立ち呑み処。定番つまみのほか、15種もの自家製総菜が人気! 一押しは『酒粕どて煮』。本来なら日本酒をいただくべき店ながら、山歩きの後はやっぱり冷えた泡から(笑) 『酒粕どて煮』410円 店長の筒井きく江さん 【旅を終えて】 日ごろ山姥をやっている者として、やはり山歩き旅にしたく、 誰でも登れる若草山へ正統派登山。春日原始林の緑陰に癒やされ、独り立ち飲みデビューも!