Narakkoスタッフおすすめのお散歩コースをご紹介♪

大名・松倉重政により賑わいの礎が築かれ、重要伝統的建造物群保存地区に選定されている五條新町通り。
江戸時代の面影を色濃く残すノスタルジックな景観を楽しみながら約3kmの道のりを歩いた。

【歩行距離:約3km】

START

JR五条駅

❶ まちや館(旧辻家住宅)

 初代法務大臣・木村篤太郎の生家。箱階段や窯のある台所など、江戸時代の町屋建築の特徴が見られるほか、木村氏が幼少期に学んだ勉強部屋も。柿ジャムなど五條市の特産品も扱う。元々は米商を営む辻家住宅で、最奥のトイレは米蔵を改築したもの。
窯のある台所
初代法務大臣・木村氏が幼少期に学んだ勉強部屋

❷ まちなみ伝承館

 松倉重政による新町通りのおこりをはじめ、児童文学作家・川村たかし氏、人形浄瑠璃の赤根屋半七など五條ゆかりの資料を展示する。新町通りのほぼ中心にあり休憩スペースもあるので、散策拠点として活用しよう。和室から見る中庭が見事。

❸お食事処 山直

 明治15年創業の食事処で、店主・山口誉恭さんは4代目。うどん・そばのほか、カレーライスや丼物などがあり、どれもリーズナブル! きつねうどんとほうじ茶でほっこり。
5月中は吉野川沿いに鯉のぼりが。 眺めながら歩くのもオススメです(店主の山口さん)

❹ 五新鉄道跡(ごしんてつどうあと)

 五條市と新宮市を結ぶ「五新鉄道」の未成線跡。昭和12年に着工されたが、太平洋戦争により中断。戦後に工事が再開されるも、社会情勢の変化等により頓挫してしまった。一部のトンネルや路線跡は、現在も観測所やバスの運行路として使用されている。

❺ 北山牛乳店

 牛乳瓶の看板と柿姫のポスターに興味をひかれ入店。旬のものを収穫してすぐに冷凍し、甘み・うまみを閉じ込めた『柿姫』の冷たさが歩いて火照った体に染みる。持ち帰りのほか、軒先に座り店主の北山和生さんから五條の豆知識を聞きつついただくのも◎
店主の北山さん
柿姫 300円

❻ 民俗資料館(五條代官所跡)

 文久3年、天誅組によって焼かれた五條代官所が移設・再建された長屋門。天誅組の変は尊王攘夷派による最初の武装蜂起だったことから、明治維新の先駆けとなったと言われ、決起からしゅうえん終焉までの流れや行程の資料などが展示されている。
金剛山と8620形(通称ハチロク型)にちなんで、「金剛ハロー号」と名付けられた列車が展示されている
木製コースター 200円

❼ 櫻井寺

 民俗資料館で、天誅組が櫻井寺に本陣を構えたと知り立ち寄り。さらし首の刑になった五條代官・鈴木源内の首を洗ったという首洗鉢がある。
GOAL

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