〈天川村〉二つ星シェフの感性光る 奈良&紀伊半島の魅力満点フレーバー『TENKARA GELATO/天からジェラート』 2024.6.4 鮎 フレンチシェフ&寿司職人夫婦で営むジェラート店 天川村役場近くにあるジェラート専門店。車道からお店への入り口は少し分かりづらいですが、「カワキタ」という床屋さんを目印にその手前を通るコンクリートの道を下ればお店に到着します。 元々キャンプ場のコテージだった建物を改装して店舗に利用しているそう 店を営むのは石川県・金沢で共に料理人をしていたご夫婦。オーナーの畠中亜弥子さんは寿司屋の大将、レシピを担当する砂山利治さんはミシュランガイド北陸2021で最速&最年少で2つ星を獲得したフレンチシェフというすごい2人です。ちなみに天川村は畠中さんの故郷だそう。 畠中亜弥子さん(左)と砂山利治さん 気になるジェラートは天川村をはじめ奈良県や紀伊半島の素材を生かしたフレーバーがそろいます。フレンチ出身の経験を生かし“香り”にこだわったレシピ構成となっています。 トリプル 850円〈薪ミルク・古都華・チョコレート キハダの実〉※いちごは季節によって品種が変わります。 定番人気は『薪ミルク』。同村で出た間伐材を薪に、燻したミルクを使ったフレーバーで、一般的なミルクジェラートにはない木と燻製の香りがします。炭化させた柚子の皮も良いアクセントに。 伝統薬「陀羅尼助丸」に使われるキハダの実部分を使用したフレーバーは、キハダの実が持つ柑橘の爽やかさとベリー系の香りがチョコと混ざり合うことで、オレンジピールやショコラフランボワーズのような味が楽しめます。 いちごのフレーバーは季節によって品種が変わりますが、夏には村産ブランド『洞川夏いちご』に変わります。酸味が強くさっぱりとした味わいのジェラートは、夏にぴったりのフレーバーです。 【MENU】 シングル 350円 ダブル 600円 ギフトボックス 6個入り5,000円 ※オンラインストアあり。 買ったジェラートは店頭の椅子や2階のイートインスペースで食べることができます。お店のすぐ裏手を天ノ川が流れているので、川のせせらぎと自然に囲まれた景色を眺めながらひと休みできます。ドリンクメニューもあるので合わせてどうぞ。 ご夫婦は現在ジェラート店を営むかたわら、村内でのオーベルジュ開業に向けて準備中。オーベルジュ開業後も同店は営業されるとのことです。これから夏本番、天川村に来たら立ち寄りたい避暑グルメスポットですね!