〈桜井市〉相撲の神様は奈良にいた!日本最初の天覧相撲が行われた?『相撲神社』 2023.10.13 鮎 日本の国技“相撲”はここから始まった 奈良県桜井市穴師の「カタヤケシ」と呼ばれる地に鎮座する『相撲神社』。穴師山の中腹に鎮座する大兵主神社(おおひょうずじんじゃ)の神域にあたるこの場所は日本で初めて相撲の取組が行われたと伝わります。 第11代垂仁天皇の時代に天皇の御前で野見宿禰(のみのすくね)と當麻蹶速(たいまのけはや)による天覧相撲が行われたことが由来で、同社には取組の勝者である野見宿禰が祀られています。 角界の力士の信仰も厚く、1962年に行われた顕彰大祭では、日本相撲協会の時津風 理事長(元横綱 双葉山)を祭主に二横綱(大鵬・柏戸)をはじめ当時の幕内全力士が参列。土俵にて手数入りが奉納されました。 シートがかけられて分かりにくいですが、土俵の四隅には木が植えられています 社殿左手には「勝利之聖 野見宿禰」というオブジェがありました。彫りこまれた野見宿禰の絵は日本画家・フレスコ画家として活躍した長谷川路可さんの作品です。 鳥居をくぐって右手には力士の石像。こちらは桜井ライオンズクラブの有志によって建てられたもの。同じポーズで写真を撮るのも良さそうですね♪