2021.9.21 みょ 【奈良市】崇道天皇社 ●すどうてんのうしゃ 崇道天皇(早良親王の追号)の怨霊鎮魂のため、桓武天皇崩御後、平城天皇が祀る。本殿は一間社春日造桧皮葺(重文)で、春日若宮社旧本殿を移建した最古のもの。藤井宮司によれば、早良親王の御霊鎮魂の祈りが彼岸会の発祥だとか!本殿は、一間社春日造桧皮葺(重文)で、春日若宮社旧本殿を移建したもの。境内のケヤキ、モチ、クスの巨樹も親王の御霊を静かに見守っているかのよう。 かたつむりがのっかり、お多福と翁のレリーフがある灯籠(文政5年8月の銘)。農家の人々が雨乞いのために奉納したものとか。 宮司の藤井秀紀さん 早良親王の御霊鎮魂の祈りが彼岸会発祥!春秋の彼岸会は、この早良親王の御霊を慰めるため、勅命で諸国国分寺に般若心経を唱えさせたのが始まりです。