月ヶ瀬、柳生などの奈良市東部地域にはスーパーやコンビニがなく、
路線バスの便数も減り、高齢住民にとっては日々の買い物も困難な状況。
そこで奈良市や同市の社会福祉協議会では、新たな買物サービスの導入を進めている。
1つ目は、日本郵政とイオン協働の共助型買物サービス。
住民がイオンのネットスーパーで商品注文すると郵便局の集配車両が受取拠点まで配達してくれるもの。
2月21日から3月22日まで実証実験が行われる。
2つ目はドローン。去る2月22日には奈良市初となるドローン物流の実証実験を実施。
数キロ離れた個人宅や駐車場へ、物流専用ドローンがものの数分で食材や菓子を届けた。
3つ目は、弁当の出張販売。月ヶ瀬地区では3月から月に数回、平城駅前のテイクアウト専門ニルヴァーナが温かい弁当や総菜の出張販売を開始する予定だ。
奈良市月ヶ瀬地区社会福祉協議会の中田理沙さんは「顔の見える形で、高齢者の方が安心して暮らせるお手伝いをしたい」と語った。
問・0743-99-2179(月ヶ瀬ワーケーションルームONOONO)