〈吉野町〉鬼も内!鬼がおどる世界遺産金峯山寺『鬼火の祭典』&「鬼の前夜祭in吉野山」 2024.1.18 鮎 「福は内!鬼も内!」全国でも珍しい節分行事 奈良県吉野町の世界遺産金峯山寺では毎年2月3日に『節分会・鬼火の祭典』を行っています。同行事は修験道の開祖・役行者が法力で鬼を呪縛し、仏法を説いて弟子にしたという故事にならったもので1000年以上も続いています。 蔵王堂で行われる『鬼の調伏式』は他の寺社のものとは大きく違い、「福は内、鬼も内」と唱え、全国から追われてきた鬼を迎え入れます。 そして、荒れ狂う鬼たちを経典の功徳や法力をもって、また信徒の撒く豆で平伏させ良い鬼に改心させます。 堂内での法要後には境内において『採灯大護摩供』が修され、大護摩の火の周りを改心した鬼たちが、喜びの「鬼踊り」を踊ります。 9:30~ 日数心経 11:00~ 星供秘法・鬼の調伏式、採灯大護摩供厳修 13:00頃~ 福豆まき大抽選会 鬼火の祭典キャンペーンも同時開催! また吉野山観光協会では『鬼の前夜祭in吉野山』キャンペーンを開催。祭典前日の2月2日の日没後から「金峯山寺燈火」や参道・お店に鬼が出没する「鬼の宴」、蔵王堂境内で和太鼓の奉納演奏などが行われます。共通宿泊プランも用意されています。 また1月27日(土)~2月4日(日)の間は夜の街中に燈火や提灯が飾られたり、山内11か所の社寺で御朱印巡りができたりと様々な企画も。Instagramでのフォトコンテストも開催されるので旅の思い出をバンバン投稿しちゃいましょう! 『鬼の前夜祭』公式ホームページはコチラhttps://yoshino-kankou.jp/onifes/ [関連記事] 〈奈良〉冬から春へ、奈良の「節分行事2024」 冬から春への分岐点「立春」。節分の日には、各社寺では除災招福、疫病退散を祈願します。 詳細を見る≫