〈桜井市〉神宿る山を祀る日本最古の神社『大神神社』 2024.12.6 鮎 生活全般の守り神を山に宿す古社 日本最古の神社の一つとして知られ、古くから「三諸(みもろ)の神奈備(かんなび)」として、神の宿る山と崇められてきた場所。神殿をもたない古い祭祀形式をとどめ、拝殿奥に三輪鳥居が立つのみで、背後の三輪山(467.1m)を神体山(ご神体)としています。 主祭神の大物主大神(おおものぬしのおおかみ)は、大国主神とともに国土草創の神として知られる神様。また酒と薬、縁結びなどにご利益があるとして、「三輪の明神さん」と呼び親しまれています。 12月31日14時 大祓 1月10日 10時 年の初の卯の日祭 1月15日 8時 大とんど 招福えと守(4種)各500円 ※写真は白(左)、クリスタル 昇運えと守 1,000円 大物主大神が白蛇の姿であった伝承から、同社では親しみを込めて蛇を「巳さん」と呼び、蛇の好物である卵を供える風習がある同社。三輪の七本杉の一本である「巳の神杉」にはご祭神とご神縁深い白蛇が棲むとの伝承も残ります。 巳の神杉 例祭「大神祭」が崇神天皇8年の卯の日に始まったことから卯も神縁深い十二支とされています。大物主大神が因幡の白兎を助けた大国主命と同一神であるとされることからもうさぎとの縁が強く、参集殿のなでうさぎや、うさぎの授与品が多く並びます。 なでうさぎ