〈伊賀市〉かわいいナマズが並ぶ地震の神様『大村神社』 2024.12.24 staff 阿保の里を守り、地を鎮める。 大村神社は第11代垂仁天皇の皇子・息速別命(いこはやわけのみこと)を「大村の神」として祀る神社で、皇子の宮室があったといわれる場所に鎮座しています。古くから一帯を開発・開拓した土地の守り神として、また土地鎮めの神として信仰を集めてきました。 ちなみに息速別命は伊勢神宮を奉鎮した倭姫命(やまとひめのみこと)の弟で、ヤマトタケルノミコトの叔父にあたる人物。阿保の里西部にある西法花寺古墳が王墓とされています。 また地震を防ぐ神様でも知られています。拝殿西にある「要石」は神護景雲元年(767)、武甕槌命(たけみかづちのみこと)・経津主命(ふつぬしのみこと)が奈良の御蓋山へ遷幸される途中、この地で休息をとった際に奉鎮されたもので、石は地下深く広がり、大地を揺るがす大なまずをしっかりと押さえていると伝えられています。 毎年、9月1日の防災の日に地震除災祈願大祭が斎行され、又秋祭りには大なまずが拝殿前に据えられます。願いを叶えた後に奉納された「願掛けなまず」が欄干などに並ぶ姿もかわいい! 願かけなまず大1,200円 小 600円 【行事】 1日 歳旦祭 ★甘酒(1日~3日) 12日、13日、15日 どんど(古札炊き上げ)