1688年に炭火焼職人が発見したといわれる下湯を源泉とし1963年に完成。古くから村の南の中心地として栄えていたが、温泉の開発により十津川村で最も多くの旅館や商店が集まり賑わう、村内最大の街となっている。宿泊施設以外に、全国でも珍しい温泉プールや多目的広場、温泉保養館「星の湯」を備えた昴の郷ほか、公衆浴場が3軒ある。また「庵の湯」は奈良県第1号の飲泉場と足湯、男女の内湯を備えたすべて「源泉かけ流し」の温泉を利用している。源泉温度70度、泉質はナトリウム炭酸水素塩泉、きりきず、やけど、リュウマチ性疾患などに効能がある。