11月27日[水]
〈奈良市〉焼穴子とお酒 ならじろう
ランチ
ランチ1,980円 【前日までに予約】

新大宮駅から西へ徒歩8分、奈良市役所の近く

奈良県では、まだまだ珍しい穴子料理の専門店「ならじろう」。2018年秋のオープン以来、主に口コミで老若男女問わず客が訪れる。お店は、新大宮駅から西に徒歩8分。奈良市役所や奈良ロイヤルホテルにも程近い場所にひっそりと佇む。割烹や小料理屋を感じさせる落ち着いた外観だ。

普段は夜の営業、ランチは事前予約制
店内は、カウンター5席にテーブル席が6席。紺色と木肌色の落ち着いた雰囲気で食事が味わえる。

提供する料理は、穴子料理を中心とした和の食事と、それにあう日本酒。メインの穴子は、焼き穴子、白焼き穴子、煮穴子の3種類を用意する。それを三種盛り、丼で提供する。

焼き穴子と白焼きは、本場明石の専門業者から取り寄せた穴子を使用。煮穴子は、岸和田産の生穴子を取り寄せて、店内で調理する。客が注文してから、店内で炙って提供するため、仕上げに塗る醤油ダレの香ばしい匂いが店内に充満し、食べる前から食欲がそそられる。一口食べると、フワッとやわらかな食感、そして後に続くジューシーな穴子の旨みが最大の魅力だ。

香ばしい薫りがたまらない・・・
店主の今仲さん。実直で物腰柔らかな方

店主の今仲紀夫さんは、磯城郡田原本町の出身。奈良の老舗料亭や明石の寿司店などで約20年間修業を積んだ和の職人だ。かねてより穴子に魅力を感じていた彼は、たくさんの人々に穴子のおいしさ、奥深さを知ってもらいたいと、専門店を出すことに決めた。

「皆さんにとっては、お寿司屋さんで出される煮穴子は食べ慣れているかと思いますが、焼き穴子や白焼き穴子は、提供している店も限られています。穴子の味ってこんなに幅広いんだと知ってもらえればうれしいですね。特に冬場の穴子は脂の乗りがよく、うなぎにも遜色ないです。ぜひ食べてみてください」と今仲さん。

テーブル席
ランチ 1,980円 【前日までに予約】 ・三種の穴子丼(焼・白焼・煮)or 穴子箱寿司・お造り・煮物盛り・サラダ・汁物・お漬物・デザート・コーヒーor紅茶

ならじろうでは、毎回穴子料理ばかりだと飽きる…という常連客のために、季節の魚や野菜を使った料理も提供する。また、穴子や旬の料理に合う日本酒も、常時15種類ほど揃えている。 「風の森」など万人受けするお酒から、「農口尚彦研究所」など、玄人向けのお酒まで、日本各地の銘酒が楽しめる。季節限定酒も積極的に仕入れるので、来るたびに違うお酒が飲めるのもうれしい。ちなみに、穴子料理に合うお酒は、宮城県の「乾坤一(大沼酒造店)」。辛口だけどさらっとした口当たりが特徴だとか。

通常の営業は夜営業だが、事前予約制のランチも隠れた人気だ。三種の穴子丼もしくは穴子箱寿司をメインに、刺身盛り、煮物、サラダ、汁物、漬物、デザート、最後にコーヒーか紅茶が付く。大満足のメニューで価格もリーズナブルだ。特に煮物は、さすが和の職人とあって、ミニトマトの八方だし煮や、さつまいものレモン煮など、趣向を凝らした一品ばかり。

人気の穴子料理をテイクアウト♪ 自宅でも楽しもう!

三種丼 テイクアウト
三種の穴子丼【テイクアウト】
穴子箱寿司【テイクアウト】

「コロナ禍の外食だと、密が心配…」という声に応え、ならじろうでは、新たにテイクアウトメニューも用意した。三種の穴子丼や穴子箱寿司など、人気の穴子料理メニューが、自宅でも楽しめる。また店内で飲食を楽しんだ客なら、家族へのお土産にもピッタリ。

三種の穴子丼は、おしゃれな四角いランチボックスに入る。穴子箱寿司の方は、定番の寿司用ケースに入れ、専用タレもセット。

価格は、三種の穴子丼が1,512円(税込)。箱寿司が1,728円(税込)。注文方法は、営業時間内に店舗へ電話連絡を(TEL:0742-93-6272 前日までの予約が望ましい)。もちろん、店内飲食時の注文も可能だ。
【公式インスタグラム】https://www.instagram.com/narazirou/

基本情報 Basic Information
焼き穴子とお酒 ならじろう/やきあなごとおさけ ならじろう
  • 住所: 奈良市法華寺町237-1 石原マンション103 (奈良ロイヤルホテル近く)
  • 営業時間: 18:00〜22:00  (ランチは前日までの予約制)
  • 定休日: 水曜
  • 駐車場: 近隣に有料パーキングあり
  • 席数: カウンター5席、テーブル6席
  • TEL: 0742-93-6272
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