11月23日[土]

〈奈良市〉知ると楽しい仏教美術、ならはく教育普及室『ちえひろば』で無料ワークショップ開催!

「仏教美術」について楽しく学べる体験型スペースがオープン

奈良国立博物館(奈良県奈良市登大路町)の仏像館と新館をつなぐ地下回廊の一角に、仏教美術について体験的に楽しく学べる教育普及スペース「ちえひろば」が5月14日に新設されました。

「仏教美術」ってなんだか難しそうだな…とイメージされる方に向けて、ここでは、子どもから大人まで、仏教美術についての講座やワークショップなど、さまざまな無料プログラムが開催されています。

仏教美術や奈良博ファンが増えるきっかけに

「ちえひろば」では、主に「まいにちワークショップ」「とくべつワークショップ」が定期的に行われています。

【まいにちワークショップ】は毎日開催(開館日)されており、仏像に関するクイズや触って楽しめる展示を実施。
【とくべつワークショップ】では、毎月第2・4日曜に文化財のレプリカを活用した体験が行われています。

〈近日開催のとくべつワークショップ〉
2023年5月28日(日)10:30~15:30(申込不要/参加無料)

ほとけさまに服を着せよう!

第2日曜には裸の仏像のレプリカに服を着せるワークショップ「ほとけさまに服を着せよう!」をしています。

モデルになっている仏像は、奈良国立博物館が所蔵する、鎌倉時代に造られた阿弥陀如来立像(原寸大で高さは約1m)。もともと裸のほとけさまで、実際に、昔も裸のまま崇めるのではなく、衣服を着せて崇めていたという研究もあるそうです。
腕を通す穴などのない布を、ほとけさまがどのように着こなすのか、すごく気になります!

絵巻物をみて!きいて!さわろう!

第4日曜のワークショップでは、大きなサイズの絵巻物「びっくり絵巻物」で紙芝居ならぬ絵巻芝居が楽しめます。
使用される絵巻物のレプリカは、さまざまな悪鬼を退治する善神が描かれた、同館所蔵の国宝「辟邪絵(へきじゃえ)」国宝「地獄草紙」などを大型化したもの。ボランティアのみなさんが、読み聞かせをしてくれます。

さらに、昔の人々がどのように絵巻物を扱っていたのか想像しながら、実際にくるくると巻いて触れる体験も♪
イベント概要 Event Summary
開催日
2023年5月28日(日)
開催時間
10:30~15:30
開催場所
奈良国立博物館(奈良市)
申込不要/参加無料
奈良国立博物館/ならこくりつはくぶつかん
  • 住所: 奈良市登大路町50番地 奈良公園内
  • 開館時間: 9:30〜17:00(入館は閉館の30分前まで)※時期により異なる場合あり
  • 休館日: 月曜、11/12、12/28~1/1
  • 観覧料: 一般700円、大学生350円、高校生以下無料 ※特別展の観覧料は展覧会ごとに異なる
  • 駐車場: 博物館に専用駐車場はありません(近隣に有料Pあり)
  • TEL: 050-5542-8600(ハローダイヤル)
  • HP: https://www.narahaku.go.jp/

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