2024.10.11 やーさん 漢方の専門家が監修したレトルトカレーと薬膳カレー粉 奈良の名観光地「奈良町」で絵になる写真映えするとして名スポット・「菊岡漢方薬局」。元暦元年(1184)創業の老舗漢方薬局で当主の菊岡泰政さんは24代目です。 自然治癒力を高めて不調や病気を治療する東洋医学。西洋医学では診断のつかないような症状にも効果を発揮するとして、植物由来の有効成分を-患者の体質(証)や体力に合わせて処方してくれます。 その処方も定評ながら、近年好評なのが、「マイ伽哩カレー粉づくり体験」。カレーは知っての通り、医食同源の健康食。ウコン(ターメリック)、クミン、コリアンダー、カルダモン、ナツメッグ、スターアニスやフェンネルなど、25種もの生薬を食品扱いのスパイスとして、好みの効能に調合するオリジナルカレー粉づくりが喜ばれています。 奈良はカレーの提供店も多く、自店独自の味を出したいと相談に来る店主さんも多く、奈良公園バスターミナルの「Lunch&Cafe 鹿珈ろか」もそのひとつ。人気メニューの「薬膳キーマカレー」は、菊岡先生監修です。そしてこの夏、21種のスパイスを配合した『鹿珈スパイシーバターチキンカレー』が登場しました。 『鹿珈スパイシーチキンカレー』 (レトルト200g)690円 奈良町の人気景観スポット 風邪気味・バテ気味の時は、薬膳カレーやハーブティーで元気回復! 『鹿珈スパイシーバターチキンカレー』は、カルダモンやコリアンダーのさわやかさの中に、マスタードやジンジャーのスパイス感に、バターのコクとチキンのうまみが調和した絶妙な味わいです。〝食べて元気をチャージできるカレー〟、ちょっとバテ気味の自分や家族に、また友人へのプレゼントやお土産に喜ばれることうけあいです。 自宅で、もっといろいろな食材を使って作りたい方には、プロに負けないカレーが再現できる『鹿珈の薬膳カレー粉』もありますよ。同じく菊岡先生の監修です。 同店には、婦人薬で知られる奈良産「大和当帰」の葉を使った「オリジナルハーブティー」もあります。ストレートと有機紅茶ブレンドのタイプがあり、ホッとひといきのカップ1杯で手軽に温まり、気分もリフレッシュ♪ ★マイ伽哩粉作りも好評!(要web予約) 水分代謝を整え、熱中症や夏バテ予防 個々の体質と症状による漢方処方 「漢方では熱中症や夏バテも、個々人の<証(体質)>と諸症状を診て、<気・血・水>の流れのバランスを整え、改善していきます」と菊岡先生。体液の割合が少ない高齢者や代謝が盛んな乳幼児は、部屋の中でも脱水症になりやすく注意が必要だ。「水」を調節する生薬をはじめ体力回復の漢方処方を行うと同時に、【食事・運動・休息】に留意した日常生活への助言指導にも力を入れる。 それぞれの症状別に「気」「血」「水」の流れを診て処方 血行や経絡の流れの改善が、約37兆個もあるといわれる人の細胞を活性化へ導き、各臓器の不調や皮膚の老化を改善、結果として首コリの解消や美肌につながるというわけだ。 コロナ禍のなか、ウイルスの働きにも抑制効果のある漢方処方で自然治癒力を養い、コロナやインフルエンザへの防御パワーでこの冬も乗り越えよう。 漢方の専門家と作るマイカレー粉!「伽哩粉手作り体験」 ★ハーブオイル・ハーブウォーターも準備中 スパイスと漢方薬を知り尽くした店主が指導する「伽哩粉作り」。血の巡りや胃腸の働きを整えるなど、様々な薬効のスパイス20種以上を調合し、あなたや家族の健康管理の一環に取り入れてみては? ●25種の薬効スパイスを好みの効能に調合 1人3,300円〜(約16皿分)※所要時間約60分 申・希望前日17時までに電話orWebから予約を スパイスの薬効の説明を受け、 好みのブレンドに仕上げていく =隠れ冷え性・夏バテ改善の処方 ■清暑益気湯(せいしょえっきとう) 暑気あたり、暑さによる食欲不振・下痢、夏痩せ、全身倦怠また慢性疾患による体力低下・食欲不振に ■五苓散(ごれいさん) 暑気あたりや水分の摂り過ぎなどによるむくみ、吐き気、吐き下し、胃内停水、腹痛、頭痛、下痢、口渇に ■生脈散(しょうみゃくさん) 胃腸が弱く体力がない人の暑さ負け、夏痩せ、食慾不振、下痢などに。体内エネルギーや必要な水分の消耗を防ぎ、弱くなった脈を回復する ■補中益気湯(ほちゅうえっきとう) 暑さによる疲れで手足がだるい、また普段胃腸が丈夫でない人、あるいは太ることができないタイプや、病後で本調子でない人 こまめな水分補給は大事ですが、冷たい飲料や果物は冷えをため込みますので注意を! =肌荒れのための処方 ■温経湯(うんけいとう) 冷えが強く乾燥した肌荒れ ■温清飲(うんせいいん) 熱を持ち乾燥した肌のかゆみ ■桂枝茯苓丸加薏苡仁(けいしぶくりょうがんかよくいにん) 冷えがあり乾いた湿疹 ■消風散(しょうふうさん) 痒みが強く熱感があり、分泌物があり じゅくじゅくした傾向の湿疹 ■十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう) 化膿傾向があるかゆみ、肌荒れ =免疫力UPの漢方(病中病後の体力補給、虚弱体質、倦怠感)●補中益気湯(ほちゅうえっきとう)●十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)●六君子湯(りっくんしとう)●大建中湯(だいけんちゅうとう)胃腸虚弱で疲れやすい人。消化機能を整え血のめぐりを良くして、全身に栄養と気を送り届ける助けとなる。 *処方は1日550円〜 二十四代目の菊岡泰政先生 ■ならどっとFM78.4 『医食同源』季節ごとの話題と体のケアを放送 (第2木曜19:30~20:00、第4土曜11:00~11:30) ▼インターネット同時放送 http://narafm.jp/ ■FMハイホー81.4 毎月最終水曜日の19:30頃からゲスト出演 ▼インターネット同時放送 https://www.fm814.co.jp/