2021.3.17 鮎 【安堵町】広峰神社 ●ひろみねじんじゃ 聖徳太子と在原業平、古代のスターゆかりの地に建つ神社 古代の街道、太子道と業平道が交わる位置に鎮座する神社。祭神は素戔嗚尊です。神社がある地域が「飽波」とよばれていることから、飽波神社の旧社地とも考えられています。聖徳太子が、父・用明天皇の病気平癒を祈願し建立した極楽寺の伽藍守護として、牛頭天王を勧請したのが始まりとされています。寛弘3年(1006)の極楽寺再興の際に現在の飽波神社の社地へと遷されたと伝わります。鳥居前にある井戸は聖徳太子が掘ったことから「太子井戸」、また在原業平が井戸の水面を鏡代わりに用いたことから「業平姿見の井戸」ともよばれています。 太子井戸/業平姿見の井戸