〈高取町〉第18回 町家の雛めぐり(3/1〜31) 2024.1.16 やーさん 2007年から続いた住民手づくりの大イベント 毎年恒例となっている高取町の「町家の雛めぐり」。今年も3/1(金)~31(日)の1か月間開催される。 天段の雛/メイン会場(街の駅 城跡) 土佐街道の街並み一帯の50軒の民家でお雛様が飾られ、県内外のお客様を迎える雛ロードとなっている名物行事。高齢化が進む地域の活性化をと「天の川実行委員会」(野村幸治事務局長)が中心となって2007年に始めたイベントで、2018年からは西国三十三所の壷阪寺も4千体余りの雛人形を飾る「大雛曼荼羅」でコラボしている。 壷阪寺の「大雛曼荼羅」 中田米店 同町の雛めぐりは、各家の雛人形の展示だけでなく、その雛人形にまつわる思い出や願いを記した『雛物語』と共に飾られるのが特徴。住人と観光客との触れ合いにもつながる展示として人気が高まっている。 雛人形は各個人宅に飾られるほか、街道中ほどのメイン会場「街の駅 城跡」には、天井に届くほど大きなピラミッド型の「天段の雛」壇が設けられる。また街道筋には、町の特産品や手作りスイーツ、手工芸品、鉢植えなどの店も並ぶ予定で、訪れる人を食や趣味の楽しみでももてなす。