近年、継承者がおらず放置された『無縁墓』が、社会問題になっています。とある墓地では全体の6割が無縁墓で占めると聞いたことがあります。
私たちの生活や思想が、従来の「家」から「個」へと変わったことの歪みなのかもしれません。だから、お墓を継承する負担を減らし、かつ無縁墓にならない『永代供養墓』が人気なのもうなずけます。
これからも時代に応じてお墓の形は変わっていくと思いますが、親や先祖に感謝して自身のルーツに想いを馳せる行為は大事にしたいものです。
先祖と自分が繋がる空間としてのお墓を未来へ繋いでいきたいですね (池渕さん談)。