道の駅に立ち寄ったら、ひと際目を引くポスターが…
十津川村へ行く途中、ひと休みしようと道の駅「吉野路大塔」へ。
敷地内のお食事処『金剛』でご飯を食べようと入り口に近づくとそこには…
ムム、ムムム…!!!
『陀羅尼助ソフト』なる、奇妙なソフトクリームを売っているではありませんか。
「陀羅尼助」とは1300年前に役行者が作ったとされる、吉野地方伝統の苦い胃腸薬。その名前を冠したソフトクリームはいったいどんな味なんだ？ 陀羅尼助のパワーで冷たいクリームを食べてもお腹を壊さないとか？ 気になったので食べてみることにしました。
クリームにかかるこの粉は、陀羅尼助そのものではなく、陀羅尼助の原料となるキハダというミカン科の植物のパウダー。「フジイ陀羅尼助丸」でおなじみの『藤井利三郎薬房』（奈良県吉野町）から提供いただいているそうです。よくよく考えてみれば、薬効があると法律に引っかかりますよね（笑）
気になるお味は…＼苦いっ!!!!!!!!／
陀羅尼助の苦味の正体はこれじゃないのか？という苦さです。それもそのはず、お店の方曰く「いつもよりしっかりめに粉かけちゃった！」とのこと。舌全体に粉乗ってました。
通常の量であれば、少し漢方感のある香りとコーヒーのような苦味を味わえるのではないかなと思います。クラフトコーラとかチャイとかスパイスが好きな方は特に好きかも。
ごはん・軽食もおいしいのでぜひ♪
また、うなぎやオムライス、ホットドッグといったごはん・軽食もおすすめ！ 全品テイクアウト／イートイン可能です。僕の食べたオムライスは、玉子の下に少し多めのケチャップライスが隠れていてお腹いっぱいになりました。セットのキノコ汁もいい出汁でてる～♪
ご飯を食べたあとのデザートに『陀羅尼助ソフト』ってのもいいですね！
