「奈良へは何度も来ていますが、今日のコースは知らなかったことばかり」と北九州市からの夫人と息子さん。和歌山からの女性二人も口をそろえて「ほんと。ある程度知ってるつもりだったけど、こんな深掘りは初めて。また来たい」と同調し、兵庫県からという方は、「夕べのお松明も声明も、映像では見たことがありますが、スケール感とか生の音、この場の空気やお松明の燃え焦げるにおいなどは実体験でしか味わえないです」とこの企画を心底楽しめたご様子。「86歳の母が奈良女子大時代に4年間過ごし、万燈籠とお水取りだけは…と言ったので」と横浜から来られた女性も、お母さまへの土産話満載で帰途に就かれたことでしょう。