〈奈良〉7/9まで!奈良県の古刹へ梅雨詣で『あぢさゐ回廊』限定切り絵御朱印も 2023.5.29 鮎 日本最古の霊場、西国三十三所観音巡礼(日本遺産)の奈良札所寺院である「壷阪寺(高取町)」「岡寺(明日香村)」「長谷寺(桜井市)」の3か寺で、紫陽花の花をめぐる『大和三大観音 あぢさゐ回廊』が今年も5月27日から開催中です。(7月9日まで) 第2回となる今年は、3か寺が趣向を凝らし、昨年よりもボリュームアップした紫陽花が参拝者を迎えます。それぞれ風景や紫陽花をテーマにした「切り絵御朱印」が限定で授与され、それを納める専用の特製台紙(300円)も販売されます。 壷阪寺(高取町) 西国三十三所第6番札所である壷阪寺。仏教の聖地・インドとの交流が盛んで、境内には同国から渡来した石仏が多数安置されています。 中でも「壷阪大仏」で知られる、高さ15mの大釈迦如来石像は、春の「桜大仏」、初夏の「新緑大仏」など四季折々の姿を拝めることで有名。紫陽花が見頃を迎える間は、多品種の紫陽花鉢が大仏様の周りに置かれ、緑鮮やかな木々と共に美しい景色が楽しめます。 壷阪寺の切り絵御朱印 岡寺(明日香村) 日本最初の厄除霊場のひとつとして知られる岡寺。山門をくぐれば、水面を色とりどりの紫陽花で埋め尽くした「華手水舎」と「華の池」。思わず写真を撮りたくなるフォトジェニックなスポットです。 また、奥の院の参道にも約150鉢の紫陽花の鉢植えが並び、鮮やかな紫陽花に囲まれた個性豊かなお地蔵さんたちもかわいい♡ 岡寺の切り絵御朱印 長谷寺(桜井市) 「長谷寺」は「隠口の泊瀬」と万葉集にも詠まれた観音信仰(西国三十三所)の第8番目の札所。「花の御寺」と呼ばれ、桜、牡丹(ぼたん)、紅葉、山茶花など四季折々に寺域を包みます。 仁王門をくぐって登廊(のぼりろう)をまっすぐ進んだ先にある「嵐の坂」と呼ばれる石段の左右を、およそ300鉢の紫陽花の鉢植えが並びます。 長谷寺の切り絵御朱印 四季折々の花々が美しい「花の御寺」へお出かけしましょう♫ 『大和三大観音 あぢさゐ回廊』2023年5月27日(土)~7月9日(日)期間限定 あぢさゐ回廊 切り絵御朱印 1,000円特製台紙 300円※各寺院の納経所にて授与