2023.6.5 みょ 動物性のものを使用しない、オーナー手作りのスイーツが並ぶ『令月/ReyGetsu』 近鉄生駒線「菜畑(なばた)駅」から徒歩1分の場所に、ヴィーガンケーキショップ『令月/ReyGetsu』(奈良県生駒市中菜畑)が2023年5月にオープンしました。白い扉にうさぎののれんが目印です。 店名になっている『令月』はオーナーの息子さん「令くん」と、元号「令和」の由来でも話題になった万葉集に記載のことば「何をするにもよい月=令月」から名付けたそう。 ちなみに、内装などの装飾は、オーナーの杉本さんがお仕事と子育ての合間に自ら改装作業をしたそうで、明るくやさしい雰囲気が伝わります。 環境にも動物にもからだにもやさしい令月さんのケーキ 購入できるのは、小麦粉や乳製品、卵や白砂糖、バナー、蜂蜜といった動物性のものをいっさい使用しない、「プラントベース」のヴィーガンケーキ。 中でも定番で人気なのはケーキバーの「ストロベリー チーズケーキ」と「チョコレート」「ブルーベリー」。他にも、季節ごとに旬なフルーツなどを使ったスイーツが出てきます。 甘味は主に、メープルやフルーツの甘さでできているそうで、「カップケーキ」の生地は奈良県産の米粉が原料となっています。上には、カシューナッツをベースにつくられたオーガニックバターのクリームやフルーツがトッピングされていて、本当にヴィーガンなの?と聞きたくなるほど可愛い見た目。 写真は「チェリーカップケーキ」450円と「ストロベリーチーズケーキバー」630円 「プラントベース」というと、植物由来の原料を使い、お肉や魚料理などを再現した食の選択として、ここ数年で一気に注目されるワードになっています。大豆で作られた大豆ミートや、オーツ麦から作られたオーツミルクなどが一番有名でしょうか。 少し前までは、宗教的な理由やアレルギーとの向き合い方として選択されていたヴィーガン料理も、今では環境問題や動物愛護、気候変動の解決、健康面といった私たちの生活においてかなり身近な存在になっています。 「日本ではまだまだ環境や動物に対する意識が薄いので、普段の生活に『環境にも動物にも優しいもの』をもっと取り入れて、気持ちに変化を与えれるようなお店になれば」と杉本さん。 杉本さん(中央)とスタッフのみなさん 令月はテイクアウト専門のお店ですが、隣接のカフェ「JOE’S SOAP Marché」でイートインが可能です。 姉妹店の「JOE’S SOAP Marché(ジョーズ ソープ マルシェ)」もぜひ 「JOE’S SOAP」は2011年にオーナーがニューヨークで暮らしていた際にはじめたオーガニック石鹸のブランドショップ。(こちらの店名も1人目の息子さんのお名前から付けたそうですよ)厳選された原料を使用し、製造からラッピング、パッケージデザインまで質の高さにこだわっています。 店内には、ハンドメイドの低刺激な石鹸やタオル、バスボムがかわいくラッピングされて陳列されており、手土産やお祝いのギフトとしても人気です。 数年前にコーヒーも一緒に飲めるようにと、カフェを併設されました。 テイクアウトのケーキをカフェスペースで 店内には8席ほどのイートインスペースがあり、居心地が良く落ち着きます。店員さんおすすめのチェリーカップケーキと、スペシャルティのアイスコーヒーを店内でいただきました。カシューナッツベースのバタークリームが想像よりも味がしっかりして甘さがあり、上にかかった100%カカオのビターチョコとダークチェリー、フワッとした米粉のスポンジ生地とも相性抜群です! ちなみに私はこのヴィーガンバターのおいしさに感動しました。 幅広い年齢層の方が訪れる同店、ぜひケーキショップでテイクアウトをして、隣のカフェでゆったりお過ごしください♪ (情報提供:bearさん)