奈良市出身のギタリスト谷本正夫さん 東北震災支援コンサート 2023.4.30 にっしー 「あの震災を風化させたくない」 12年間で250回以上のチャリティーコンサートを開催 奈良市出身、クラシックギター演奏家の谷本正夫さん(76)は、東日本大震災から12年たった現在でも、年間約30回もの復興支援コンサートを全国各地で行っています。 コンサート情報はコチラ 震災発生後の翌月に物資を届けに被災地を訪れた谷本さん。惨状に衝撃を受け「自分に出来ることはないか?」と、震災2か月後から被災地支援の寄付を募るチャリティーコンサートをスタート。これまでに滋賀県、奈良県、福井県のほかニューヨーク、韓国など12年間で250回以上公演。現在も続けています(2023年3月現在)。 奈良教会でのコンサート風景 コンサートの演目は、スペイン民族音楽、映画音楽、日本のなつかしの歌など約10曲。すべてギター1本の調べで聴かせてくれます。中には、超絶技巧で有名なフラメンコギタリストの革命児『パコ・デ・ルシア』のリズムも。これまで弾けなかった難しい曲にあえて挑戦することで、被災者の思いに少しでも寄り添いたい…と、5~7時間の弾き込みを今も毎日続けています。 コンサート情報はコチラ 谷本さんを突き動かす想いはただ一つ「あの震災を風化させてほしくない」――。谷本さんのギターを聞いてみたい方、活動を応援されたい方、ぜひご参加されてはいかがでしょう。【TEL】 080-5365-3498(ふれあいアートスクール 谷本) =コンサート曲の抜粋=・禁じられた遊び(スペイン民謡)・アストゥリアス(I.アルベニス)・ゴヤの美女(E.グラナドス)・大聖堂(A.バリオス)・粉屋のおどり(ファリャ) ほか・映画音楽 日本のうた コンサートのパンフレットは、すべて谷本さんの奥様によるデザイン 谷本正夫さん 1947年奈良市生まれ、滋賀県高島市在住のクラシックギター演奏家。高島市に本拠地を移す前は、奈良県内でギター教室を主宰。滋賀県高島市、大津市、京都市での教室活動とともに、年間30回もの震災支援コンサートを行う。 電話で問い合わせる 谷本正夫さんのホームページへ