春爛漫の奈良に、愛あるミセスたちが集結
1頭でも多くの命を救いたい。犬と猫の保護活動を続ける岸田真紀さんを応援
年間10万頭以上―。これは、毎年殺処分されている犬猫の数です。
奈良県天理市で「Protect you」という、犬猫の保護シェルターの代表を務める岸田真紀さんは、「一頭でも多くの尊い命を繋ぎとめたい。余命わずかでも引き取って、暖かい場所で穏やかな最期を迎えてほしい」という強い信念の下、殺処分される前の老犬、病気の犬猫、障がいのある犬など、引き取り手の困難な犬を中心とした保護活動を、ボランティアさんと共に、8年前から続けられています。
そんな彼女の献身的な活動を応援しようと、去る3月28日に、奈良の癒し宿「山代屋」で、チャリティーランチ会が行われました。「ミセス日本の会」所属の3人が主催し、総勢約25名の女性が参加しました。
主催者の一人で、山代屋女将兼シェフ・薬膳指導師の丹羽伊津美さんが腕を振るう「洋風薬膳料理コース」に参加者らは舌鼓を打ちながら、ミセス日本初代グランプリのマナー公認講師・花尻実宝子さんのワンポイントマナー講座や、丹羽さんによる薬膳料理に関する話に熱心に耳を傾けました。
また忙しい中でも当日会場に駆け付けた岸田真紀さんを囲んで歓談したり、参加者同士で社会貢献についての情報交換が行われたりと、笑いあり涙ありの心温まる時間を過ごしました。
「個人だと限界あるし、大きな団体だと使途も不明になりがち。だからこそ私たち主婦が、心ある同志が集まって出来る支援を行う。とても心地よいチャリティーでした」と参加女性は感想を語ってくれました。
チャリティーの収益金は全額、岸田真紀さんのシェルターへ寄付され、さらに犬猫用のオムツやタオル、ドッグフードなども贈呈されました。
「どんな時も最後の最後まで、言葉をかけてお世話されている真紀さんの姿は、本当に頭が下がる思いです。動物も人も幸せに生きる権利があります。日本はまだまだ動物愛護発展途上国。この状況が少しでも改善されますように、アンテナを張り、自分たちにできる事を探していきたいと思います」と、丹羽さん。
岸田真紀さんのシェルター「Protect you」を応援しよう！
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問）090-4761-0687（岸田）