11月21日[木]

奈良は、大和茶発祥の地とされる佛隆寺(宇陀市)や、侘茶の祖とされる茶人・村田珠光がいた称名寺(奈良市)、茶筅の里・高山もありお茶にゆかりの深いところ。

お抹茶をいただくだけもいいけれど、自分で点ててみるのも一興。
今回は奈良で点茶が体験できるスポットを5つ集めてみました!

斑鳩町●待清庵/たいせいあん

奈良っこ、待清庵、奈良、抹茶。

法隆寺ゆかりの茶室でほっと一息入れよう

約200年前に法隆寺大僧都覚賢によって建てられた由緒ある茶室で、抹茶とお菓子が楽しめる。
店主の蒲さんは、占い師としても活躍中。人生相談や悩み相談はもちろん、楽しい談義にほっこり。
斑鳩や法隆寺散策の途中に立ち寄ってみては。

奈良市●喫茶去庵/きっさこあん

“気軽に楽しく”の茶の湯学びどころ

気軽に茶の湯を体験できた奈良町の喫茶去庵が、10周年を機に緑豊かで閑静な住宅地へ移転。喫茶の提供はなく、茶道体験に特化した「茶の湯学びどころ」だが、気を張らずに、“茶の心”を学べる庵だ。

奈良市●茶論 奈良町店/さろん

凛とした空間でもっと気軽にお茶を愉しむ

中川政七商店グループが提案する、こだわりの抹茶や季節のお菓子を愉しめる店。
茶道に興味はあるけれど作法が難しそうと感じる人も、スタッフの丁寧なレクチャーで気軽にお茶を点てられる。床の間の花や軸、手入れの行き届いた庭を眺めながら、ほっと一服いかが?

生駒市●高山竹林園/たかやまちくりんえん

高山茶筌で点てる芽生えるおもてなしの心

茶筌の里、生駒市高山町にある施設。
500年以上一子相伝で受け継がれてきた高山茶筌で抹茶を点てる。
自分でするからこそ芽生えるもてなしの心。日本庭園を眺めながらほっこりどうぞ。
毎週日曜日の茶筌制作実演では、職人の熟練技が見られる。