2021.6.5 鮎 【橿原市】畝尾都多本神社 ●うねおつたもとじんじゃ 悲しみの涙から生まれた古事記ゆかりの古社 「哭澤の杜(なきさわのもり)」ともいう。祭神の哭澤女神(なきさわめのかみ)は、「古事記」において国生みの最後の段階で、伊邪那美神が火の神である火之迦具土神を生み亡くなったのを伊邪那岐神が悲しんで泣いた涙から生まれた女神といわれている。神殿はなく玉垣で囲んだ空井戸をご神体とし、境内には末社の八幡神社が鎮座している。