2021.5.25 staff 【橿原市】観音寺(おふさ観音) ●かんのんじ(おふさかんのん) 庶民信仰が今に生きるバラと風鈴の寺院 通称おふさ観音、正式名を高野山真言宗別格本山観音寺。江戸時代に土地の娘「おふさ」が、この地で観音様を奉りはじめ、その後に、寺として発展したことに由来する。本尊の木造十一面観音立像は、慶安3年(1650)に比叡山北谷の観音院本尊を移したもので、「小房積(おふさしゃく)の観音」として、民衆の信仰を集めている。境内にある恵比寿社の恵比寿神は大和七福八宝霊場の一つとして、また、境内にイングリッシュローズをはじめとする1800株のバラのある寺として著名だ。