2021.4.25 ib 予期せぬ事態でも臨機応変! 限られた予算と空間で、最高の仕上がりを! 「限られた予算のなかで、予期せぬ事態にも対応していただき、快適に生活させてもらっています」と語るのは、平群町のAさん。昨年リフォームした。 予期せぬ事態とは、床下が想像以上の湿気で、大引・根太が腐っており、大黒柱が床上1㍍ぐらいのところまでシロアリにやられ、内部がスカスカの状態だった。 大黒柱は2階母屋までの通し柱で、しかも四方から各部屋の桁、壁などが複雑に軸組み工法で組まれているため、柱の入れ替えが基本的に不可能。そのため、部分的な入れ替えで、強度を担保する補強をし、さらに部屋の空間を少しでも広く確保できるように工夫した。 また、マンションリノベーション物件では、リビングと隣の部屋との間仕切りに、引き込み戸を採用。戸を開放すると広いリビングとなり、閉めると6畳の個室として、入居者のニーズに対応できるよう設計した。各部屋の収納は住空間が狭くなるのでなくす代わりに、3畳のウォークインクローゼットを中央に配置。壁には天然杉板を貼り、間接照明を入れるなど、デザイン性にもこだわっている。 平群町Aさん邸のリフォーム マンションリノベーション事例/天然杉板を貼り、間接照明を入れてスタイリッシュに リビングとの間仕切りに引き込み戸を採用 【地域とのつながり①】近鉄竜田川駅前で、複合施設「ドラゴンリバー百貨店」を運営。1Fの「双龍會 玉井道場」で地元の子どもらに空手を指導する。 【地域とのつながり②】玉井健志さんは、地元平群町のへぐり時代祭り実行委員長を務めるなど(現在は副会長)、地域活性化に尽力。へぐり時代祭りをPR。中央の赤い甲冑が玉井さん(写真) あなたの“想い”をカタチに 限られた条件でも、最高の仕事をお届け 家づくりという一世一代の決意と覚悟で挑む施主の想い=志をカタチにする工務店。ずっと残るものだから、住む人のことを最優先に考え、予算と空間が限られた中でも、出来る限りの最高の仕事を常に目指す。玉井健志さんは、地元平群町の有名人で地域おこしに尽力。とにかく顔が見える手仕事で信頼が厚い。住まいの困りごとは何でも相談に乗ってくれる。 へぐり時代祭りで「ボルダリング」も製作 コロナ禍で話題のキッチンカーもおまかせ 【なんでも対応】●一戸建て、マンションのフルリノベーション●トイレ・バス・キッチン・化粧台リフォーム●玄関ドア、外構リフォーム●排水管のつまり●棚の製作と設置●キッチンカー製作●舞台セットづくり