11月23日[土]

独居生活から施設へ ”安全と安心“家族のおも想い

 両親は2人で生活していましたが、今年の2月、母が認知症でグループホームに入ることになり、父の独居生活が始まりました。家事は母に任せきりだったので、父が一人暮らしを始めて「家事の苦労が身にしみて感じた」と話していました。父の家に顔を出しても私に心配を掛けたくないようで「大丈夫、帰って家のことせい」と言っていました。

独居生活が始まって5か月、父の様子がおかしいと思い、病院に行くと腎不全を起こしていました。料理ができない父は出来合いのものを買ってきて温めて食べる生活を続けていました。腎不全で入院した時には、脱水症状を起こし低栄養状態でした。

退院後、介護弁当を頼むようになり、お弁当屋さんは見守りを兼ね、日々の様子のメールをもらうなど助けてもらっていました。ある日、自宅で倒れているのを、お弁当屋さんが見つけ、父は再入院することになりました。そこから地域包括センターの方やケアマネジャー、病院の先生や看護師さんで退院後の行き先を協議。もう独居生活には戻せないという私の思いもあり、ベルライフ大和高田に入居することに決めました。

親を預けることに対しては、正直後ろめたい気持ちになりましたが、一番大切なのは、父と母の健康と安全だと思います。父がこちらに入居してから安心という部分で私の中の気持ちが180度変わりました。時間はかかるかもしれませんが、穏やかに余生をすごしてほしいというのが私の一番の願いです。(ベルライフ大和高田 入居者の家族 Mさん)

ベルライフグループ 認知症ケアマッピング基礎ユーザー 相談員の大西理恵さん

奈良っこ ベルライフ

“癒し・憩う・安らぐ我が家” 快適・安心に過ごす、楽しい暮らし

 中南和エリアで5つのサービス拠点を手掛けるベルライフグループ。充実のネットワークで“快適・安心に過ごせる、楽しい暮らし”をサポートしてくれる。介護はもちろん、一方向にならない支援で“その人らしい生活”をケア。地域病院との医療連携が24時間体制で整う。スタッフの細やかな気配りで、和やかでアットホームな雰囲気が魅力だ。

見学・相談随時

認知症カフェ『井戸端カフェ』 毎月第3日曜日開催!(13:30~15:00) 参加無料

ベルライフグループ

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*yomiっこ2019年9月号掲載の情報です