〈吉野町〉頭を割られた蛇を祀る頭脳の守り神『脳天大神龍王院』

金峯山寺から約450段、谷あいの塔頭寺院

吉野山の西の谷あいに位置する脳天大神龍王院は、金峯山寺初代管長・五條覚澄大僧正によって昭和26年(1951)に創祀された同寺の塔頭で、金剛蔵王大権現の変化身という、頭を割られた蛇を祀ります。

「脳天さん」と呼び親しまれる脳天大神は、首から上(頭脳)の守護神として、頭の病気や学業試験にご利益があるとされ、合格祈願に訪れる参拝者も多いそう。また、あらゆる苦しみを救済し、願い事を叶えるご神徳があるともいわれますよ♪

金峯山寺からはおよそ450段の急な石段を下って向かいますが、一旦山を下って遠回りをすれば、左曽川沿いに駐車場があるので、足腰に不安があり、車で来られている方はこちらのルートをおすすめします。

基本情報 Basic Information
脳天大神 龍王院/のうてんだいじん りゅうおういん