〈奈良〉女子競歩・下岡仁美選手がNARA-Xに移籍加入! 2024.11.5 鮎 奈良県所属選手初のオリンピアンを目指して 奈良県に拠点を置く陸上のクラブ型実業団「NARA-X」は、11月1日、女子競歩10000m・5000mの日本ランク2位、20㎞同6位の下岡仁美選手が移籍加入すると発表。同日、天理市の奈良プラザホテルで会見を行いました。 下岡仁美選手(左)と大歳研吾監督 下岡選手は大阪府堺市出身の22歳。これまで大阪府立泉陽高校、同志社大学、極東油業に所属してきました。昨年の日本インカレ10000mで優勝したほか、本年は全日本競歩能美大会20㎞、全日本実業団対抗選手権10000mでそれぞれ優勝。佐賀国民スポーツ大会にも大阪府代表で出場し、5000mで3位に入賞しました。 NARA-Xでは、奈良健康ランド(平川商事)に勤務しながら競技生活を送る下岡選手。「奈良県の陸上チーム所属の選手として初のオリンピアンになれるように頑張りたい」と抱負を話し、加えて「競技以外でも奈良を盛り上げる活動をしていきたい」と語りました。 また、JOCオリンピック強化指定選手にも選ばれており、当面の目標は来年9月に東京で開催される世界陸上の35㎞競歩での代表選出。来年3月に石川県で開かれる第49回全日本競歩能美大会で参加標準記録(2時間45分00秒)をクリアしての優勝で日本代表入りを目指します。