館蔵品展「万葉恋ものがたり」
『万葉集』には、男女の恋歌を主とする「相聞」に分類される歌が多く収められています。それらの歌の数々は、当時の人々の思いをありありと今に伝え、およそ1300年の時を超えてなお、現代の私たちの心に響くものがあります。
お互いを想い合う歌だけでなく、相手を恋い焦がれる苦しい気持ちや、嫉妬に狂うような想いなどが込められています。本展では、当館コレクションから、恋の歌をモチーフに描かれた「万葉日本画」を中心に展示します。
万葉の時代の人々が織りなす恋模様に思いを馳せていただければ幸いです。
【関連イベント】学芸員によるギャラリートーク ※要観覧券・申し込み不要
●日時|7/21(日)14:00~、7/24(水)・8/28(水)・9/4(水)15:40頃~