〈河合町〉奈良・河合町の「御墳印」をとにかく集めまくる旅 2024.5.24 鮎 古墳と史跡を巡ってパシャリ!河合町の「御墳印」を集めてまわりました 神社仏閣で参拝・納経した証としていただける「御朱印」。現在では「御城印(ごじょういん)」や「御墳印(ごふんいん)」など御朱印に倣った記念品が全国各地で登場している。古墳をはじめ古代の史跡が多く残る河合町でも2021年から御墳印帖プロジェクトが進行中!今回は資金の許す限り御墳印を集めまくってみた。 旧豆山荘棟門 御墳印の集め方 ❶現地に赴きカメラやスマホで写真撮影 ❷河合町役場観光振興課窓口もしくは中央公民館事務所で①の画像を提示。 ※観光振興課は土日閉庁、中央公民館は月曜休館 ❸ 御墳印をGET! (1枚100円 全25種類 ※2024年4月現在) ルートをPDFで見る 【歩行距離:約5.7km】 【目次】 ❶ 旧豆山荘(河合町役場内) ❷ 長林寺跡(素盞嗚神社(すさのお)) ❸ 九僧塚古墳(くそうづか) ❹ 御幸瀬ノ渡跡(ごごかせのわたし)(川合浜) ❺ 廣瀬大社 ❻ 定林寺(じょうりんじ) ❼ 大塚山古墳 ❽カフェ豆山 ★河合町中央公民館 近鉄池部駅スタート ❶ 旧豆山荘(河合町役場内) 大和鉄道(現・近鉄田原本線)を建設した森本千吉氏の旧邸。大正12年に建てられ、現在は棟門・母屋・離れ・庭園が残る。門の両脇にあるライオンのレリーフも見どころ。 旧豆山荘(河合町役場内) 住所: 北葛城郡河合町池部1丁目1−1MAP 駐車場: あり(河合町役場駐車場) ❷ 長林寺跡(素盞嗚神社(すさのお)) 聖徳太子の建立とも伝わる寺院跡。東に塔、西に金堂、北に講堂を配した法起寺式伽藍で、境内周辺には基壇や礎石が残る。古くは「長倉寺」とも称し「穴闇(なぐら)」の地名は「長倉」に由来するとも。 長林寺跡(素盞嗚神社) 住所: 北葛城郡河合町穴闇1091MAP 駐車場: なし ❸ 九僧塚古墳(くそうづか) 9人の僧が埋葬されたという伝説から「九僧塚」の名が付いた一辺約35mの方墳。大塚山古墳とほぼ同時期に築造されていることから、同古墳の副葬品を埋納する施設と考えられている。 九僧塚古墳 住所: 北葛城郡河合町穴闇MAP ❹ 御幸瀬ノ渡跡(ごごかせのわたし)(川合浜) 古代から水運の要衝であった「川合浜」の船着き場跡。天皇がここから廣瀬大社に行幸したことから「御幸瀬」の名も付く。かつては市が栄え、現在も当時の面影を残す古い建物が建ち並ぶ。 御幸瀬ノ渡跡(川合浜) 住所: 北葛城郡河合町穴闇MAP ❺廣瀬大社 創建は崇神天皇の時代とも天武天皇の時代とも伝わる神社。大和川の合流点に鎮座し水の神や五穀豊穣の神として広く信仰を集める。毎年2月11日に行われる奇祭「砂かけ祭」も有名。 廣瀬大社 住所: 北葛城郡河合町川合99MAP TEL: 0745-56-2065 営業時間: 8:00~17:00 定休日: 参拝自由 駐車場: あり 「廣瀬大社(河合町)」の詳細情報を見る 廣瀬大社の「砂かけ祭」の詳細情報を見る ❻定林寺(じょうりんじ) 聖徳太子が建立し七堂伽藍が整えられていたと伝わる古寺。かつては廣瀬大社の南に広がる「宮堂遺跡」の位置にあったとされる。門が閉まっていたので今回は外から撮影。見学は要事前予約。 定林寺 住所: 北葛城郡河合町川合MAP TEL: 0745-57-0200(河合町観光振興課) ❼ 大塚山古墳 5世紀後半に築かれた全長197mの前方後円墳。多様な埴輪や土器が出土しており、2020年にはたけのこ掘りに訪れた人が埴輪を発見したことでも話題に。5月〜6月中は墳丘内への立ち入りは禁止だが、周濠からの見学は可能。 大塚山古墳 住所: 北葛城郡河合町川合MAP ❽カフェ豆山 豆山の郷にあるボランティアカフェ。ドリンクと共に町内の就労支援施設「いちょう」で作られたお菓子がいただける。暑かったのでアイスティーがのどにしみる~♪ カフェ豆山 住所: 北葛城郡河合町山坊24−3 豆山の郷 1階MAP 営業時間: 10:30〜15:30 定休日: 日・月曜 駐車場: あり ★河合町中央公民館 事務所の窓口で御墳印帖と御墳印を購入。1か所で複数種類いただける場所もあり、書体も数種類あるので選ぶ時間も楽しい。朱印は同町在住の篆刻(てんこく)作家が製作しているそう。 河合町中央公民館 住所: 北葛城郡河合町池部2丁目13−1MAP TEL: 0745-57-2272 営業時間: 9:00〜17:00 定休日: 月曜 駐車場: あり 【旅を終えて】 御墳印を通じてコアな歴史に多く触れて学びの多い旅になりました。次弾も出るか楽しみだし、河合町を含む北葛城郡4町を巡る「ほっかつ御墳印」も気になる~♪