〈東吉野村〉維新の魁「天誅組」終焉の地で志士の歴史に触れる『草莽庵』 2024.4.18 鮎 天誅組の資料を集めた古民家ギャラリー&ショップ 幕末の大和で尊王攘夷派の志士が決起した「天誅組」終焉の地・奈良県東吉野村に3月、古民家ギャラリー『草莽庵(そうもうあん)』がオープンしました。 運営するのは同村の元教育長である阪本基義さんと長女でものづくり作家の理恵さん。長年空き家となっていた基義さんの生家を改装して活用しています。 教員として子どもたちへの教育に力を注ぐ一方で郷土の歴史の掘り起こしや記録にも取り組んできた阪本さん。ギャラリーには、阪本さんの著書『草莽ノ記~天誅組始末~』(2003年発行)のほか、これまでに収集してきた天誅組関連の資料が閲覧・購入(一部書籍のみ)できます。 中には、天誅組隊士や追討軍の藩士、戦場となった旅館などの子孫にあたる人物から譲り受けた、貴重な建具や調度品も展示されています。 またアートコーナーでは、県内外の作家の作品が展示販売されています。理恵さんがデザインしたブックカバーもおしゃれでかわいいですね! 当面の間は土・日曜のみのオープン。公式インスタグラム(@soranokurashi)で直近の営業日が投稿されるのでチェックしてみてください。 [関連記事] 事変160年 “明治維新のさきがけ” 天誅組 詳細を見る≫