〈奈良市〉満開の桜、柳生さくら祭が初日迎える。7日も開催(4/6~7) 2024.4.7 にっしー 歌あり、踊りあり、笑いありのステージ。おいしいグルメもたくさんあるよ。 柳生の里は、桜花爛漫! 笑顔と感動に会いに行こう! 4月6日、奈良市東部の柳生地区で「第16回剣聖の里 柳生さくら祭」が初日を迎え、会場の旧柳生藩陣屋跡(奈良市柳生町339)は多くの人で賑わいました。桜がちょうど満開を迎え、天候もよく、まさに春爛漫の1日でした。来場者たちは、野外ステージや屋台グルメをそれぞれ満喫しました。 初日の目玉はなんといっても、「なんでも鑑定団」でおなじみ澤田平先生率いる大阪城鉄砲隊による、火縄銃発砲です。甲冑に身を包んだ男女10数人が横一列に並び、先生の「放て!」の号令で空に向けて発射!「ドーン!」「ドーン!」と度肝を抜かれるほどの爆音が鳴り、白煙が会場を覆います。その後、「オォー」と驚きの声と拍手の嵐。一斉射撃、連続発砲する「つるべ撃ち」など、さまざま陣形や撃ち方を披露しました。その後、澤田先生によるユーモアたっぷり「がまの油売り」の披露や、柳生忍術学院による科学を織り交ぜた楽しいショーもありました。 火縄付け~、火を焚け~、構えて~、一斉に放て! ほかにも、地元柳生のお母さん方による舞踊、ひょうきんな動きと表情が可笑しい「ドジョウすくい」、柳生石舟斎宗厳が創始した剣術「柳生新陰流」の演武、「南京玉すだれ」や「コスプレショー」など、多種多様な催しが繰り広げられました。 ステージ後方の「きづな市」では、屋台が立ち並び、豚汁やたこ焼き、オムそば、お弁当、地元の野菜や雑貨などを販売。おいしい料理にお腹も大満足です。 「5年ぶりに参加したが、人が多くてびっくり。コスプレや遠方の人も増えましたね。やっぱり楽しい。帰ってきたなと感じます」と話すのは柳生出身のカップル。普段は地区外で暮らし、久しぶりの帰郷なんだそう。 初めて来た香芝市在住の家族連れは「桜も綺麗で、イベントも迫力があります。司会や先生のトークも面白いですね」と嬉しそうに語ってくれました。 「桜の花びらがまだ1枚も落ちていない、まさに柳生の里は春真っ盛り。この桜花爛漫の中で開催できた喜びと地元の絆を改めて感じています。明日もやりますので、ぜひ皆さんお越しください!」と柳生観光協会の三浦孝造会長。 三浦会長 南京玉すだれの皆さん 7日は、田原地区伝統保存会による「千本杵餅つき唄」、柳生の草笛おじさん、田原太鼓、奈良ジャンベの会によるアフリカン太鼓とダンスなど。魅力的なステージが目白押しです。 <2日目 イベント情報>日時:4月7日(日)9時15分〜15時30分場所:奈良市柳生町339 旧柳生藩陣屋跡駐車場:あり <問い合わせ>柳生観光協会 0742-94-0002