〈奈良市〉まんじゅうの神を祀る林神社で「饅頭祭」開催(4/19) 2024.4.6 みょ 今年も、復刻「奈良饅頭」を限定販売! 奈良県奈良市(近鉄奈良駅すぐ)にある、日本に初めて饅頭を伝えた林浄因(りんじょういん)を祀る日本唯一の饅頭の社・林神社。林神社は漢國神社(かんごうじんじゃ)境内にあり、毎年4月19日には、菓祖神(かそじん)・林浄因の偉業を讃えるとともに、お菓子業界の繁栄を祈願する「饅頭まつり」が執り行なわれます。 全国から数多くの銘菓が献上される「饅頭祭」 お菓子業界の繁栄を祈る饅頭まつりでは、全国から献上された銘菓が並べられ、11時〜神事祭典が行われ、奈良県内の和菓子店から選りすぐった銘菓の展示即売も行われます。 さらに、江戸時代の古文献から再現した『復刻 奈良饅頭』も当日限定で販売。昨年の復刻「奈良饅頭」は、開始1時間ほどで完売となる盛況ぶりでした。 〈奈良市〉実は奈良発祥! 「饅頭」を巡る旅 神事のあとには、御杖村の伊勢道中唄や餅つき唄の音頭に合わせて、「よいしょ、よいしょ」と参拝者や観光に訪れた人が代るがわる木の棒で餅をつく、大和の郷土芸能「千本餅つき」も行われ、最後にきな粉餅のふるまいがいただけます。 そのほか、奈良県内の和菓子店から選りすぐった銘菓の展示即売や、和菓子のルーツ「大和橘(たちばな)」や奈良県特産の「吉野本葛」のブースなど、楽しい露店市で賑わいます。 また今年は、奈良の食文化研究会による、橿原市中曽司町だけに残る「挽き茶」を実施します。全国でも珍しい煎茶・番茶を泡立てて飲む「振り茶」といわれるもので、泡立てたお茶に、きりこ(あられ)浮かべて飲む喫茶文化です。 【催事内容】●饅頭祭限定!復刻「奈良饅頭」販売●奈良の銘菓即売展(10時〜売り切れ次第終了)●縁日露店市・奈良の食文化研究会「挽き茶」(10時〜15時)●「年がら年中饅頭祭」書籍販売会(10時〜15時 サイン会あり)●千本餅つき(12時半〜、13時半〜)