奈良登大路陶器市
1300年の時を刻んだ、奈良の歴史を呼び覚ます。
奈良時代から続く”ものづくり”はその歴史の中で文化の力を映し出してきました。その根源はここ奈良に息づき、時代の移り変わりの中で、 新たな息吹を起こします。
奈良時代につくられた数々の流通品や交易品で天平文化を築いた当時と同じように、平城京へ全国各地から運ばれ活気に溢れた賑わいある市の再現を図ると共に、文化発祥の誇りを抱き、工芸の素晴らしさを伝えることを目的とし、奈良初の「奈良登大路陶器市」を開催。
全国の若手を中心とした陶芸作家が集まり、奈良初の陶器市を開催。作家ブース数は初年度約100ブースを予定。
第二会場である奈良公園バスターミナルでは工藝作家によるワークショップを実施。
また第一回奈良登大路陶器市オープニング企画として、独自の作品を多く生み出した陶工 河井寛次郎の孫で河井寛次郎記念館学芸員の鷺珠江氏をゲストに迎え、彼が遺した言葉「暮しが仕事 仕事が暮し」にこめられた思いを探りながら、「河井寛次郎 仕事と暮らしと」と題し、奈良公園バスターミナルレクチャーホールにてトークショーを開催致します。更に、登大路陶器市前夜祭として、奈良が誇る名店料亭「菊水楼」にて、松浦菊美料理長による器を使った
「器を楽しむ、旬を味わう古都奈良の宴」を開催いたします。