奈良県立美術館ギャラリー企画
伝統文化の現在 荒井恵子
いろいろのいろ墨のいろ 〜奈良の100の墨をめぐって
4月5日(土)〜5月18日(日)の期間、奈良県立美術館 ギャラリーにて、奈良県立美術館ギャラリー企画「伝統文化の現在 荒井恵子 いろいろのいろ墨のいろ 〜奈良の100の墨をめぐって」が開催されます。

奈良県立美術館では無料スペースの一角に地域ゆかりのアートや文化、教育活動を紹介する目的でギャラリーを開設しました。このたびのギャラリー企画では「伝統文化の現在」をテーマに、アーティストによるリサーチ・プロジェクトをご紹介します。
水墨画家/現代美術作家の荒井恵子(1963年、東京生まれ、千葉県在住)は、墨運堂製の「百選墨」を使った作品制作をとおして墨による表現の可能性を追求しています。本展では、荒井が墨づくりのさまざまな現場を訪れ、その場でつくられた墨を使って作品を制作します。また、リサーチの過程をインタビュー動画や写真等によって紹介する展示も予定しています。
会期中には、奈良の墨づくり職人を招いて「にぎり墨」の体験会を実施したり、アーティストと評論家による対談などを実施したり、これらをとおして「奈良の墨づくり」について考えます。本展をとおして「伝統文化の現在」を体感し、奈良の風土や文化に想いを馳せていただけると幸いです。
関連イベント
アーティストトーク「対談:今日の墨表現」
【日時】4月5日(土)14:00~15:30(13:30 受付開始)
【講師】
【講師】
建畠晢(美術評論家、埼玉県立近代美術館館長)、荒井恵子(出品作家)
【会場】奈良県立美術館1階レクチャールーム
【定員】60名(予約不要、当日会場にお集まりください)
【定員】60名(予約不要、当日会場にお集まりください)
体験イベント「墨玉から墨づくり〜墨の話〜」
墨玉を手で握って「にぎり墨」をつくります。奈良の墨づくり職人さんの話を聞きながら、生墨の温度や柔らかさ、香りを体験してみましょう。
【開催日】5月10日(土)
【時間】
【時間】
①10:30~11:30 対象:小学生(要保護者同伴)、定員10名、参加費:1,100円
②13:30~14:30 対象:どなたでも、定員20名、参加費:2,200円(桐箱含む)
②13:30~14:30 対象:どなたでも、定員20名、参加費:2,200円(桐箱含む)
【講師】荒井恵子(出品作家)/協力:株式会社墨運堂
【会場】奈良県立美術館1階レクチャールーム(事前申込制・先着順)
【会場】奈良県立美術館1階レクチャールーム(事前申込制・先着順)
※申込方法など詳細は奈良県立美術館のホームページにてご確認ください。

《日々刻々―いろいろのいろ墨のいろ》(部分)
2025年

≪artisan-奈良墨 20241206≫
2024年