12月11日は「沢庵忌」。江戸時代初期の臨済僧・沢庵宗彭の命日です。黄色い大根のたくあん漬けを考案したとも言われる人物ですね(諸説あり)
沢庵は紫衣事件(1627年)に抗議したとして一度は東北に流罪となりますが、大御所・徳川秀忠の死によって大赦令が出され、その後は第3代将軍・家光に近侍するように。この時、沢庵の赦免と家光への拝謁に尽力した人物の一人が柳生宗矩でした。
江戸では宗矩の下屋敷に逗留していたほど関係の深かった沢庵。
その縁もあり、1638年には柳生の地に芳徳寺を開山しています。
沢庵和尚って漬け物のイメージしかなかったですが、意外とすごい人物。和尚の足跡をたどる旅に出るのも良いですね♪
〈芳徳寺を巡る柳生の旅記事はコチラ〉