12月21日[土]

お気に入りのワンフロアで生活が完結!

70歳を過ぎても現役で仕事をし、年に数回の海外旅行も楽しむTさん夫妻(夫74歳、妻70歳)。お気に入りの家は、1階で生活のすべてが完結できるように2階屋を改修。「外国のどんな五ツ星ホテルよりも我が家の方がいい」と家での生活を謳歌する。 今までの水周りを活かしながら、寝室からトイレ、洗面、浴室と直行でき、浴室前のユーティリティに洗濯機、そこから外の物干し場へ直行できる設計。玄関を挟んでLDKは、合理的な家事動線と冷蔵庫やオーブンまで入る収納スペースを設け、すっきりとした広々空間に。冷暖房効率の良い造りでヒートショックも防ぐ。

ベッドから洗面、トイレ、入浴、身支度とすべてが一か所で完結

リビング上部のロフト(約15畳)は、孫(高校生)の来訪時用。「孫の気配が伝わり、心和む」という。また、夫妻が「イギリス部屋」と呼ぶ寝室続きの英国コッツウォールズ風の小部屋が、生活をより潤沢にしてくれているとのこと。

元の家の鉄骨も軽快でおしゃれな梁に
ベッドを降りたら洗面、トイレ(左手)
サンルーム「イギリス部屋」

*T邸(奈良市)70代夫婦

*yomiっこ2018年5月号掲載

https://www.narakko.jp/2018/04/26/archaique-建築設計事務所/